いろいろなところからいろいろなお問い合わせをいただく今日このごろですが、そんな中、さっそく、タイゴエナジーの中の方から「ストリング●の●番目のパネル、電圧が低くないですか?」(意訳)とご連絡をいただきました。

 以前から、なぜか1枚発電量が怪しいと睨んでいた、まさにそのものなのですが、当ブログ主がデータを整理する前に、中の方からの電子メールでのご指摘というアナログ的なアラートが届くあたりもありがたいことであります。(注: ご厚意でいただいたものであって、仕様ではありません。)

 運用自体は通信費のみでもできるのですが(Basic)、データの長期保存やダウンロードなどなどができると便利ということで、有料プラン(Premium)の1か月お試し中だったところ、さっそくデータをダウンロードして整理をしてみました。(ちなみに Premiumのお値段はパネル1枚あたり年間USD 0.56なので、弊社の「ねぎソーラー」では67.2ドル/年です。5年・10年・20年の前払いで5%・10%・15%の割引があります。)

 さくっとしなやかに11/23から11/27までの1分おきに記録されているデータをダウンロードして、Excelでちょちょいと集計してみました。

 ●1枚のパネルに対して2,900点ほどのデータがありました。(発電しているのは朝6時30分ごろから午後4時30分ごろまでの約10時間・1分間隔なので約600点/日・これの5日分)
 ●この2,900点それぞれについて、問題のパネル以外の119枚のパネルの平均の電圧を計算しました(以下「平均」)
 ●「平均」に対して、120枚のパネルの電圧がどの程度なのかを計算しました。
 ●120枚のパネルそれぞれについて、約2,900点のうち、「平均」の75%を下回るものがどの程度あるのかをカウントしました。

 その結果は以下のとおりです。

 ●問題のパネル以外の119枚については、2%~13%の範囲 (13%のものを除くと残りの118枚は2%~10%の範囲)
 ●問題のパネルはなんと49% (つまりデータがとれている時間のうち約半分の時間で他のパネルの平均の電圧の75%しか電圧が出ていない)
 ●天気のよかった2日間(11/23・11/27)のデータに限ると問題のパネルは76% (データがとれている時間のうち約3/4の時間で他のパネルの平均の電圧の75%しか電圧が出ていない)

 問題のパネルでは電圧が60%から70%くらいという点が多かったので、「セルの1/3がバイパスダイオードでバイパスされている状態が続くような事象が問題のパネルで起こっている」のではと思われます。

 うーん、これは実にパネルメーカーさんにとっては嫌なシステムであります。


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■■お知らせ (4)
「ねぎソーラー」(パネル 37.2kW・パワコン 29.7 kW)の発電量(TIGO EnergyによるDC側発電量(パネル発電量合計値))は11/28は70.24 kWhでした。