実家に寄ったら、たまたま父親の加入している保険の資料が机の上に置いてありました。
聞けば、つい先日担当者が挨拶に来たとか。
イヤな予感がしました。
親には親の考え、人生がある。
子供だって同じで、口を出されるのは嫌だったりした時期もあったしね。
かつての自分なら自然にスルーしてたけど、今は2級FP技能士ですから。
手にとって内容を見てしまいました。
保険はそれぞれに合ったものならば、いいんです。
内容を理解して納得していれば。
私は両親に保険内容を確認しました。
が、ちゃんと理解していませんでした。
当然と言えば当然です。
保険は難しいですから。
説明を受けた時は理解したように思っても、わからなくなってしまうこともあります。
私も、内容を確認しながらでないと、把握できる自信はありません。
問題は、両親が【保険屋が勧めるままの内容】で契約してしまったことです。
しかし、親を責めることはできませんでした。
私もこの数年、FPの勉強をしましたが、そもそも以前はお金や保険などに関する知識は皆無でした。
親は、自分たちで苦労しながら生計をたて、子供(私)たちを育ててきてくれたのです。
幸い、保険事故が起きることはなく今日まできました。
内容、掛金はともかく、両親の、私たち家族の平穏を下支えしてくれた安心感になっていたことは間違いありません。
ですから、これまでのことはOKです。
保険としての役割を果たしてくれました。
問題はこれからです。
これからの保険として、今の契約内容が適しているのか。
私なりに調べてみたいと思いました。