日銀の総裁、副総裁の言う『慎重に見極めたい』は、今回の0.25%の利上げへの根回し的なものだったようですね。結果的にかもしれませんが。


一方で植田総裁は1.0〜2.5%という明確な数字目安を掲げたことで、少なからず、今後はそこへ向かって行くということなのだろう。


問題は、どれくらいの期間をかけて、どのように上がって行くか。


ただ、解説者の人が、『市場は騙された』とも発言しており、はやりその辺のことは、結果論であり、前もって予測し切ることは難しいとあらためて痛感する。


とはいえ、利上げの方向感は間違いないわけだ。


あとは、世界、アメリカとの兼ね合いで円がどうなるか。


単純に円高が加速するかと言うと、そうとも言い切れないだろう。