今回は、老後資金について、実際の収入から考えてみます。


夫婦で、妻が扶養に入っていた場合。そして、夫の生涯平均年収が450万円程度の場合、夫婦で受け取る年金の月額は約20万円


住宅費 15,000円(賃貸の場合は30,000円程度)

光熱費 20,000円

食費  75,000円

交通費 10,000円

通信費 20,000円

日用品 5,000円

衣類費 5,000円

娯楽費 20,000円

保険  10,000円

税金等 20,000円



これでジャスト20万円です。

持ち家でない場合や、分譲マンションの管理費が固定資産税とは別にかかる場合は、もう少し住宅費が上がりますね。


ただ、65歳と言う年齢はどうでしょうか。

一般的にはまだまだ元気な方が多い印象です。仕事があれば、になりますが、軽作業でも月に50,000円程度の賃金が得られる仕事をすると、生活はぐっと安定しそうです。


男女問わず、今から老後に役立つ勉強、資格取得を目指すのも良いでしょう。



70歳から75歳は、体力的にも労働環境的にも、就労が難しくなってくる年齢かもしれません。

いよいよ、年金や、その他の資産形成による収入に頼った生活になるかもしれません。

NISAの積み立て枠や、年金保険のように、積み立てた金額よりも多くの金額が戻ってくる可能性のある運用も良いですし、単純に老後を見越して貯蓄して、それを取り崩してもいいと思います。

例えば今の暮らしの月3万円。それをどう使うかという選択です。

NISAか、保険か、貯蓄か、定期預金か。その他色々……。



もちろん、若くて元気な今のうちに、その3万円で遊んだり美味しいものを食べたりする選択もあります。



私の場合は、資産運用に充てる自己資金100万円を、60歳まで増やして、その後に出る運用利益は月々の生活の足しにしようという考えで今のところいます。(うまくいくかわかりません)

最悪、配当金で固定資産税分くらいが出ればいいなと思ってます。


75歳以上は、後期高齢者となるわけですが、当然個人差が出てきます。

平均寿命で言えば、男性は81歳、女性は86歳。(平均余命で考えると、さらに伸びるみたいですね)ただ、健康寿命はそれの10年から15年前に来るのが平均だそうです。


そう考えると、75歳以降は、娯楽費等は軽減し、生活に必要最低限の費用と、医療・介護費用になってくるのかもしれません。




医療費に関しては、入院、手術などもあるかもしれませんので、保険の見直し、検討は定期的に必要かもしれませんね。