もう5年くらい前の話なんですが、マイホームを購入した時の話です。
私の場合、実家も賃貸で自分も転勤族の賃貸暮らしだったので、まさに初めての持ち家体験だったわけです。

マイホーム購入に至るまでについては、当然様々な選択肢があります。それは、個々の状況や要望によって違うのですが、いざ家を買って新居に引っ越しってなった時に、予想してなかったことで、かつ即決しなければならなかったことがありました。
それは、事前に知っていればまた違う判断や準備ができたであろうことなのです。

知ってる人や些細なことは気にならない人にはどうでもいいことでしょうが、私はちょっと後悔したので、少しでも参考になればとブログに記します。
1.冷蔵庫の下敷きアクリルマット
賃貸の時は気にもしなかったのですが、フローリングを傷つけないように、冷蔵庫の下に敷くアクリルのマットがあるんですよね。
引越し業者に運んでもらって、いざ新居に設置というタイミングで、新居に傷つけないためにどうですか?って聞かれるんです。
でも、全く知識がないし、そもそも今から置こうとしているので、その場で決めるしかない状況なんですよ。
そうなると、新居に傷つけたくない心情から、引越し業者から買ってしまうんですが、これが5,000円くらいするんでよね。
でも、ネットやホームセンターなどで2,000円〜3,000円で買えるんですよ。
だから事前に知ってれば前もって安く買っておくことができるんですよね。
2.エアコン取付け工事オプション
これも、その場ですぐ判断するしかない系です。
私の場合、引越し日に新居のエアコン取り付け工事を依頼していました。
夏でしたので、引越し日に取り付けないと暑くて耐えられないので、我ながらうまく段取りしたと思ってました。

でも、エアコンの取り付け工事って、賃貸と持ち家では違うんですよ。賃貸の場合、すでに既存の穴が空いていて、そこからエアコンのホースを通しますが、新居の場合、新たに壁に穴を開けることになるんです。そして、その穴はエアコンで隠れる位置に開けるんですよね。
その穴に、さらに保護のスリーブ付けますか?とか、外の配線のカバー付けますか?とか、自動でゴミを捨てるタイプのエアコンだと、そのカバーが特殊でさらに高くなるとか、取り付け位置によっては配線の距離が伸びるのでさらに割り増しとか。
取り付け当日に言われても、なかなか応用や判断が難しく結局高いオプション代を払わざるを得なくなるわけです。
事前に知っていれば、回避、納得できることもあるかもしれません。

3.階段で運べない家具
これは本当に盲点でした。
かなり背丈の高い本棚を持っていたのですが、新居の階段では幅が足りず2階まで運べなかったのです。
引越し業者の方は庭に脚立を立てて、ベランダから入れる方法を検討してくれましたが、今後降ろしたくても降ろさないなどの事情も考慮して処分することにしたのです。
これも無理だとわかっていれば、事前に売ったり、譲ったりできたかもしれません。

何かの本で見ましたが、人は3度目の家購入で、ようやく納得の家を手にできるそうです。
それくらい、ああすれば良かったと思うことが多いのが家なのでしょう。
今回は家自体ではなく、その他の部分にフォーカスしましたが、大きい買い物をする時は、調査に調査を重ねても、しすぎるということはないかもしれませんね。
参考になれば幸いです。