世の中にあるサービスには、【面倒くさい】をやってくれるというものがあります。
この【面倒くさい】には、調べたり、勉強したりすることも含まれます。
ちょっと調べればできること、いざやり始めたら1時間程度で終わるものでも、人は【面倒くさい】を回避するためにお金を出しています。
言い換えれば、その【面倒くさい】には、節約が隠されているということです。
ちなみに、私個人の体感ですが、【面倒くさい】は、やってみてできるようになると【面白い】や【他者からのありがとう】に変わることも多いです。
では、今回は車に関わる【面倒くさい】でどれくらい節約できるかをみていきましょう。
紹介するのは下記の3点。
1.タイヤ交換
タイヤ交換は、前提条件で値段が違いますので、一概に言えません。車種によって単価がちがうし、タイヤ預かりをしている場合は別途保管料がかかる分、交換費用はかからない場合もあります。
ディーラーらスタンドなどの違いでも値段が違います。
一例ですが、軽自動車だと、1台(4本)で3,000円程度、普通車だと6,000円程度という参考価格もあります。
年2回、夫婦で2台と考えると、年間で20,000円前後ということになります。
もちろん、毎年のことなので、10年では20万円になります。
私の場合、手工具でも40分程度で交換完了しています。
確かに面倒ではありますが、費用を抑えられ、家族にも感謝されるのでまんざらでもありません。
2.ウォッシャー液補充、ワイパーゴム交換
いわゆる消耗品の補充、交換です。
これは、ガソリンスタンドなどでは工賃がかからないケースが多いようです。
ディーラーでも、車検時など他の有料サービスとセットの時は無料になるケースが多いですが、単独の場合は500円程度かかる場合もあるようです。
ホームセンターなら、容器丸ごとで300円とかでもありますから、かなり割高になります。
ワイパーゴムは、カーショップなどで購入した場合、そのショップの会員だと工賃無料のケースがあります。
会員費用の兼ね合い次第なので、お得な方を選ぶのがいいでしょう。ただ、ワイパーゴムの交換はYouTubeでもよくあがっており、簡単ですので興味があれば試してみるのもいいでしょう。
工賃がかかるケースでは、1,000円程度が相場のようです。
ワイパーゴムは車種により種類が違います。しっかり調べればわかりますが、不安な場合はネットなどで購入せず、カーショップで車種確認の上、購入しましょう。
3.車検見積もり
車検の際に交換するパーツは、大きく分けて2つあります。
交換しないと車検に通らないものと、そうでないものです。
何も知識のない人が、お任せで車検に出すと、おそらく後者の割合が増えて総費用が高くなります。
また、ディーラーでは純正品を用いますので、さらに高くなる傾向があります。
そこは、車に対する価値観、拘りですが、単純に費用だけでみれば最寄りのカーショップやガソリンスタンドなどで複数の見積をもらうのがいいでしょう。
キラーワードとしては、見積をもらったあとに、『この中でやらないと車検が通らないのはどれですか?』です。
その上で、詳細を説明してもらうといいでしょう。
先の安全性において交換しておいた方がいいものもあるでしょうし、一方で買い替え時期などの関係から、交換を見送る選択肢もあり得るケースが出てくるかもしれません。
車検代は整備内容次第で5万円から10万円といった価格も平気でかわってくるので、できれば人任せにしたくありませんね。
もちろん、家族の車がある場合は、その費用は台数分になるわけですし。
以上、3点が私がおすすめする車に関する節約方法です。
結局のところ、どこかで自分でやったり調べたりする手間は出てきます。
それをお金で買うのも一つの正解です。
参考になれば幸いです。