NHK大河ドラマ「龍馬伝」時代は幕末、嘉永年間。欧米列強は鎖国状態に安穏としていた日本に、警鐘を鳴らす。蒙昧無知に等しかった日本人は混乱の中で尊皇思想によりどころを見いだす。旧態依然とした幕藩体制打倒の情熱は勤王の志士と言う特殊階級を創造して、日本は動乱期に突入して行く。新撰組は治安体制が瓦解しようとしていた混乱状態の時期に、王城の地・京都で滅亡寸前の徳川幕府と京都の治安を守るために、日夜生死を賭けて闘ったもののふの集団です。時代の激流に逆らい、獅子奮迅の働きをなした若者も、明治維新を成就させた若者も、日本の動乱期を生きた若者です。一方は靖国神社に祀られて【護国の神】となり、新撰組の彼らは野辺に死すとも、日本全土に散らばり【護国の鬼】となる。安政、万延、文久、元治、慶應、明治激動の時代の中で彼らは何を考えていたのでしょうか。