ファイナンシャルプランナーの福島佳奈美です。

 

神奈川県民の方!

2019年10月から神奈川県で自転車保険加入が義務化されるのをご存知ですか?

神奈川県では、自転車対歩行者の交通事故の増加や重大事故の発生、全国での自転車事故加害者への高額賠償事例などから、自転車の安全で適正な利用の促進と自転車損害賠償責任保険等の加入の義務化を柱とした条例を制定いたしました。
 この条例に基づき、被害者の速やかな救済と加害者の経済的負担の軽減、自転車利用者による自転車安全利用の実施に向けて取り組んでまいります。(神奈川県ホームページより転載)

 

実は、令和元年5月9日、読売新聞の暮らしマネー欄に自転車保険の取材に協力させていただき、記事が掲載されました!

自転車事故での高額賠償に備えて加入を義務化する自治体も増えていて、兵庫県、大阪府、滋賀県、名古屋市、鹿児島県、京都府、埼玉県、仙台市( 2019年4月から )などで行われています。

 

神奈川県では相模原市ですでに義務化、横浜市は加入を推奨していましたが、神奈川県では2019年10月から義務化されます。神奈川県大和市では自治体の公費負担で小学校高学年と中学生が加入しています(相手への賠償責任のみ)。

 

自治体による自転車保険加入義務は、相手への「個人賠償責任保険」に備えるため、です。自分自身のケガに備えることを義務化しているわけではありません。

 

ですので、火災保険や自動車保険の特約で「個人賠償責任保険」を付帯できればそれで加入義務を果たしたことになります。他にも、傷害保険やクレジットカード付帯の保険などでも特約として付けることができます。

 

この機会に、現在加入している保険をチェックしてみてくださいね。