少し前、介護の人材不足に対応するため、フィリピンから介護の人材を招き、育成したあと日本語での介護福祉士試験を受け、見事合格した、というようなニュースを見た記憶があります。
ただでさえ難しい試験に、外国人が日本語で挑むのはたいへんだろうと感心したのですが、合格率は当然、日本人より低い。なんらかの対応をしないと、人材不足の解消は難しそうだと感じました。試験をわかりやすい日本語にするとかできないのかな?
このような外国からの介護人材受け入れは、経済連携協定(EPA)によって始まったそうです。
ちなみに、経済連携協定(EPA=Economic Partnership Agreement)とは、、2以上の国(又は地域)の間で、自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)の要素(物品及びサービス貿易の自由化)に加え、貿易以外の分野、例えば人の移動や投資、政府調達、二国間協力等を含めて締結される包括的な協定のこと。(財務省HPより)最近、話題のTPPは多国間のEPAという位置づけだそうです。
今日の日経では、介護大手のメディカル・ケア・サービスは人材不足に対応するため、フィリピンで人材を育成して日本へ受け入れることを始めたと報じています。
セブ島の大学には日本人のスタッフが常駐していて、教育費用もメディカル・ケア・サービスが負担。
教育費用は人材派遣のキャリア・サービス(大阪市)が負担し、メディカル・ケアは紹介料を払う。
そこまでしないと、この人材不足は解消しないということなのでしょうね。
もっと、日本人も介護の仕事に興味を持つような仕組み、せめて仕事内容に見合った賃金を保障するとかの対応が欲しいです。
介護の人材もですが、保育士も大幅に不足しているので、保育士の試験を受けられる受験要件を緩和されることになったようですね。このような動きが続いていくのでしょうか・・・?