昨日から、奨学金制度についてお話しています。そして、多くの学生が利用している日本学生支援機構の奨学金をご紹介しています。

日本学生支援機構の奨学金には、無利子の「第一種奨学金」と、有利子の「第二種奨学金」の2タイプがあります。

まず第一種は、特に優れた学生や生徒で、経済的理由によって就学が著しく困難な人が対象です。既に卒業した学校の成績や、自主的に行ったボランティア活動などの実績、また世帯主の収入などに基づいて選考されます。貸与される金額は、学校が国公立か私立かという種別や、自宅通学か自宅外通学か等によって異なります。大学生であれば月額3万円から6万4,000円、大学院生であれば5万円から12万2,000円の間で定められています。
貸与される奨学金には、完済までの全期間にわたって利息がかかりません。

第二種は、第一種よりも学力、収入について緩やかな基準によって採用されます。平成21年度は、全国で日本学生支援機構の奨学金を人のうち、約7割がこの第二種奨学金を利用しました。貸与される金額は、5種類の金額から自由に選ぶことができます。学校が国公立か私立かという種別や、自宅通学か自宅外通学かといった条件はありません。大学生であれば3,5,8,10,12万円、大学院生であれば5,8,10,13,15万円から選べます。また、私立の医学部、歯学部、薬学部、獣医学部や、法科大学院の学生は、さらに貸与月額を増やすこともできます。

日本学生支援機構の奨学金を受けるときは、在籍している学校の窓口に申し込みます。申し込める期間は学校によって異なりますので、検討されている方は、入学を予定している学校や在学している学校に確認してみましょう。

今週は、教育費の準備についてお話してきました。学資保険や教育ローン、奨学金を上手に活用して、子ども1人当たり約1,000万円以上といわれる教育費をしっかりと準備しましょう。