昨日は、「キャッシュフロー表」を使って年間収支の推移を見てみました。今日は、年間収支から貯蓄の状況を見てみましょう。

まず、年間収支が赤字の年がどれくらいあるか見てみましょう。奥様が出産などで仕事を休む年や、退職した後、お子さんの入学の年や、マイホームを購入する年などは、どうしても支出が大きくなります。このようなイベントがある年に一時的に赤字になるのは、あまり問題はありません。でも、赤字が何年もずっと続くようならば、要注意。
家計が長年にわたって赤字体質になっていると、毎年足りないお金を貯蓄から取り崩さなければなりません。これをずっと続けていると、やがて貯蓄が底を尽きてしまいます。貯蓄がなくなってしまうと、借金をしなければ生活していけなくなります。そうならないために、我が家の家計の貯蓄が何年くらいまで持つのかをチェックしておきましょう。
そのために、我が家の「貯蓄残高」の推移を計算してみましょう。

「キャッシュフロー表」の「年間収支」の下の行に、「貯蓄残高」の欄を作ります。
まず、今年の「貯蓄残高」には、前年までに貯めてきた貯蓄の金額を記入します。もしも今、500万円の貯蓄があれば、「500」と記入しましょう。

今年の貯蓄残高が分かったら、来年の貯蓄残高を計算します。今年の貯蓄残高に来年の「年間収支」を足してみましょう。たとえば、今年の貯蓄残高が500万円で、来年の年間収支が50万円の黒字なら、来年の貯蓄残高は550万円ですね。
もしも来年の「年間収支」がマイナスになっていたら、今年の貯蓄残高から引くことになります。来年の年間収支が50万円の赤字なら、来年の貯蓄残高は450万円ということになります。

これを、10年後、20年後、30年後まで、キャッシュフロー表に含める全ての年について記入しましょう。ここまでできたら、ついにキャッシュフロー表の完成です!