ここでも何度かご案内していた
セミナーが、おおよそ無事に終了。
「おおよそ」というのは、資料の一部に数字間違いがあり、
終了後に聴講者からコッソリ指摘をいただいた。
ありがとうございました。
内容を少しかいつまむと、この度の改正は、
「相続税の強化と贈与税の優遇」となっている。
平成6年に改正された現行の相続税基礎控除は
、当時からの地価の下落に対応していない。
現在の地価は昭和50年の1.5倍に相当する。
これに習い当時の相続税の基礎控除
「2000万円+(400万円×法定相続人数)」を1.5倍して
「3000万円+(600万円×法定相続人数)」とした。
その他、税率構造の見直しもはかった。
その結果(改正決定はもう少し先だが)、
実は課税資産に対する税負担の割合は、
高額資産家よりも中規模資産家に
広く影響がおよぶようになったのだ。
今後の相続対策は、
現預金を不動産へ移転する「評価減」の王道に加え、
優遇された贈与税を活用したものも主流となりそうだ。
つまり、贈与税を負担してでも生前の資産移動を
いかに計画的にしていくかも、上手な相続対策となる。
FPとしては、相続対策相談が増えるだろうけど、
税金対策だけに傾かないよう、
分割・分散として遺言も活用したアドバイスをしていきたい。