これは、1人の銀行FPが独立する物語です。
前回に引き続きコーチングについて書きます。
僕が、あらゆる大事な決断に必ず相談する人がいます。
それは「妻」です。
僕のことを一番よくわかっているから。
「会社辞めて独立チャレンジしてみるよ」
と言った時も反対はせず、
お客さんのためになることを忘れないことを諭してくれました。
もちろん、予定の資金が枯渇した場合の撤退ラインも厳しく釘を刺されました。
最近は、
まだ会社設立準備中にもかかわらず、仕事の案件がちょこちょこ入ってきました。
この案件だけでは、生活はできないものの、忙しくなってバタバタしている僕を見て、
「忙しくなかったらあかんやろ。」
と言ってくれます。
そういう一言があるだけで、テンパった気持ちが落ち着くんですよね。
「忙しくて当たり前か。」と。
何を言いたいかというと、妻たは
遠慮なくストレートに真理を言ってくれるんです。
これって、最高のコーチングだよなーと思います。
理解者だから、はっきり言ってくれる。
相手にとって大事なことをはっきり言ってくれるんです。
多くの会社の上司は、
自分のために、自分の部署の利益のために部下を叱咤激励します。
あるいは、なんとか自分の思い通りに動いてくれるように、マインドコントロールしようとします。
これを、コーチングと勘違いしている。
考えの押しつけはコーチングではない。
あくまでも主語は相手。
相手の考えや力を引き出すのがコーチングです。
遠慮して、はっきりと言わないのは、もっと話にならない。
前回言った通り、
シリコンバレーの大物経営者でも、自分が脱線しないようにコーチングを付けてます。
裸の王様にならないようにコーチングを付けているんです。
僕は、妻がコーチをしてくれているから、邪道な道にも、トチ狂った道にも行かない自信があります。
メンタルのコーチです。
仕事の方では、コンサルタントにコーチをお願いしています。
非合理な決断や行動をしないために。時間とお金を無駄遣いしないために。
人間なんて弱いですから、多くの成功者がトチ狂って捕まったりしてますよね。
権力を得てパワハラ、セクハラしちゃったり。
欲を抑えられなくて本業を忘れて変な誘い話に乗せられちゃったり。
数多くのスキャンダルは、コーチがいれば起きなかったかも。
ベンチャー企業が上場などの一気に飛躍する時に、証券マンがアドバイスすることがあります。
「社長、しばらく1人で電車では帰らないでください。車で帰ってください。」
なんでかというと、ハニートラップとかに引っかからないようにということです。
コーチとよく似た役割としてメンターがあります。
よくメンターを付けた方が良い、という話もありますよね。
メンターをつける場合、めちゃめちゃ大事なことは、あなたの良き理解者であるかどうかということです。
そのメンターが成功者であってもあなたのことを理解していない、あなたのことを尊重していない人であれば、
続かないし、腑に落ちないことが多いはず。
それでは迷走してしまいます。
「君はこうしたいんだろ?その夢のためにはこうすべきじゃないか?」
と言ってくれるメンターを探すべきですね。
よく、「経営者になったら誰も注意してくれない」という言葉を耳にします。
それなら注意してくれる人を近くにおくべきです。
会社で偉くなってきた人ほど、コーチングをつかた方がいい。
誰も本音で指摘してくれないから。
FP君