こんにちは、木村久美です。
今年から新NISAが始まりました。NISAは、投資信託などで運用し、その利益がまるまる受け取れる制度です。
そんなおトクな制度が利用できる投資に注目が集まっていると言われていますが、一方で投資が苦手・・というケースもあります。
その場合に、例えば、ドル建て保険が気になられる方もおられます。保険と名前がついているし、どことなく安心を感じる、という理由をお聞きすることもあります。

では、ドル建て保険と投資信託、それぞれ、どんなメリット・デメリットがあるのか、チェックしてみましょう^^
メリット
【ドル建て保険】
・円建てより予定利率が高く、お金が増えやすい傾向
・予定利率の最低保証を設定していることも
・円とドルで、資産の分散ができる
・保険料控除が受けられる場合あり
・支払った保険料と受取金額の差額が、50万円を超えなければ税金ゼロ円
【投資信託】
・たくさんの国や会社に投資ができる
・外国の金利を取り入れることで資産増加が期待できる
・円、ドル、ユーロ、フランなど多数の通貨を取り入れられる
・税金優遇により、税金ゼロ円も可能
・複利で増えやすい
・100円から投資が出来る
【ドル建て保険】
・円建てより予定利率が高く、お金が増えやすい傾向
・予定利率の最低保証を設定していることも
・円とドルで、資産の分散ができる
・保険料控除が受けられる場合あり
・支払った保険料と受取金額の差額が、50万円を超えなければ税金ゼロ円
【投資信託】
・たくさんの国や会社に投資ができる
・外国の金利を取り入れることで資産増加が期待できる
・円、ドル、ユーロ、フランなど多数の通貨を取り入れられる
・税金優遇により、税金ゼロ円も可能
・複利で増えやすい
・100円から投資が出来る
デメリット
【ドル建て保険】
・ドルの利率で計算されるので、円高のときは想定よりお金が減る場合あり
・円安が進み、月々の保険料支払いが辛くなることも
・万一死亡時に、ご家族が受け取る給付金が為替の影響を受ける(いくら受け取れるか分からない)
・満期前の解約で、大きく元本割れ
・複利で増えない
【投資信託】
・その国の財政や、為替の影響を受ける
・5年など短い期間の運用は元本割れの確率が上がりやすい
・商品によって、増え方に差がある
・商品が有りすぎて選べない
【ドル建て保険】
・ドルの利率で計算されるので、円高のときは想定よりお金が減る場合あり
・円安が進み、月々の保険料支払いが辛くなることも
・万一死亡時に、ご家族が受け取る給付金が為替の影響を受ける(いくら受け取れるか分からない)
・満期前の解約で、大きく元本割れ
・複利で増えない
【投資信託】
・その国の財政や、為替の影響を受ける
・5年など短い期間の運用は元本割れの確率が上がりやすい
・商品によって、増え方に差がある
・商品が有りすぎて選べない
以上のようなメリット・デメリットがあります。
お金が増えるということは、それぞれ、リスクがあることが分かりますね。
投資信託は、株式や債券など、いろんな資産がパッケージ化されたものです。自身で、中身を選ぶことが出来ます。
では、ドル建て保険は、何で運用されているのでしょうか。
それは、アメリカの債券です。
そうです。ドル建て保険も、しっかり投資商品なのです。
保険会社が代行して運用しています。ビジネスでやっていますから、無料で運用している訳ではありません。
死亡保障もついていますし、運用の手間暇もかかっていますから、「相応の手数料」が求められます。
また、ドル建て保険で気にしておきたいのが、増え方です。
効率よくお金を増やそうと思ったら、「複利」で増えることが前提です。
利益が利益を生み、雪だるま式に増える効果のことを言います。
しかし、ドル建て保険はそういった性質ではありません。
受け取るときの為替が、円安か円高か、プロでも予測ができないものに、「ドル一点買い」をしていることになります。
保険と名がついて、優しいイメージをお持ちかもしれません。
しかし、ドル建て保険は、ある意味、ギャンブル投資です。
長期的に、円安に向かうだろうと言われています。しかし、為替の変動は、20%前後動くことが、しょっちゅうあります。
ちなみに、東日本大震災のときです。
為替が、1ドル=70円台まで、急速な円高になりました。
世の中がどうなるか分からないのであれば、資産のリスクも、できるだけコントロールできる状態にしておきたいものです。
そのための運用法は、こちらで分かりますよ^^