こんにちは、木村久美です。
「おひとりさまの老後の記事をみて、心配になってきました」
と、ご相談にかんする、メッセージをいただきました。
以前より、そのような記事が増えていると、私も感じております。
ご質問内容について、掲載の許可をいただいたうえで、掲載させていただきますね。

42歳独身、会社員です。
定年まで働く予定でいますが、老後を考えると不安です。
一人暮らしをしているため、家賃や生活費でなかなか思うように貯蓄ができていません。
これからどう行動していけば貯められるようになりますか?
定年まで働く予定でいますが、老後を考えると不安です。
一人暮らしをしているため、家賃や生活費でなかなか思うように貯蓄ができていません。
これからどう行動していけば貯められるようになりますか?
老後は年金がもらえるわけですが、年金だけでは生活が厳しくなる、ともいわれています。
そういった周りの声を耳にし、不安に感じているケースは、少なくありません。
ではこれからどう行動していけばいいのか?
将来の安心を手に入れるための3ステップ!についてお話しますね。^^
1.家計を週単位で把握!袋分け作戦
日々かかるお金といえば、食費がありますよね。
あまりお金をかけないように自炊を、と思いつつも、今日は仕事で疲れた・・ご飯作りたくな~い!という日もあったりするかもしれません。
スーパーのお惣菜やコンビニ弁当も便利ですが、これが頻繁に続くようになると、結構な支出になってしまいます。
でもたまにはお惣菜に頼ったり、外食だって楽しみたいですよね。
そんな時は、お金の管理を、1か月でなく、1週間単位にかえてみるといいですよ。
1週間で使うお金はこれだけにする!と決めて、封筒にいれておきます。
あまったお金は、貯めていきます。
このやり方が定着すれば、食費が大きくオーバーすることはありません。
お惣菜の日、自炊の日、とメリハリがつきます。
それに合わせて自炊分を少しでも作り置きできると、仕事終わりもラクになりますよ。^^
2.保険の見直しをする
実は、保険をかけすぎているケースが、結構あります。
死亡保険と医療保険、それぞれで考えていきましょう。
まずは死亡保険からです。
万一あなたがお亡くなりになったときに、お金を残してあげたいご家族がいらっしゃれば、死亡保険に加入しておくといいと思います。
もしそうでなければ、死亡保険に加入せず、その分を貯蓄にまわすという選択肢もあります。
新入社員の頃になんとなくで加入し、そのままのケースもあります。一度確認されてみるとよいかもしれません。
つぎに医療保険です。
公的制度に、高額療養費制度があります。
ご収入によりますが、1か月入院したとしても、月8万円ほどの自己負担で済みます。
2か月だと16万円ですよね。
自己負担分をまかなえる程のお金が貯まるまでは、医療保険に加入しておくといいと思います。
また、がんや先進医療などの保障を得ておきたい場合も、加入しておくと安心ですね。
3.強制的に貯める環境をつくる
銀行の自動積立サービスを利用します。
毎月自動で引落されるので、強制的に貯めることができます。
最近は、よく雑誌などでも「先取り貯蓄」と特集されていることがあります。
ということで、先取り貯蓄で老後資金を貯めていく方法、を一緒に考えていきましょう。^^
数年前に、老後資金2000万円問題が、話題になりました。
では、65歳までに2000万円を貯めようと思ったら、毎月いくら積み立てたらいいのでしょうか?
72000円です。
結構な金額ですよね^^;
一人暮らしをしていると、なかなか気軽に貯めれる金額ではないかもしれません。
そこで今注目されているのが、投資信託をつかった貯蓄法です。
投資信託は、まったくの初心者の方でも、キホンさえ理解できれば、じょうずに増やすことができるようになります。
5%複利運用ができれば、さきほどの半分ほどのお金で、達成に近づいてくれます。
まずは、毎日かかる支出部分を見直し、そして、着々と増やす方法を取り入れるといいですよ。
5%複利運用のしかたは、こちらに、まとめています。^^