※数年前のことを綴っています。

 

 

私&息子連合軍 VS 夫

 

という対立構造になってからは

 

私はそれまで以上に

息子べったりの日常を過ごした。

 

 

平日は、

あまり宿題、宿題と言わず

ガミガミ注意するのをやめて

母子で楽しむ時間とした。

 

一緒に麻婆豆腐とナムルを作ったり、

生クリームとフルーツで

ケーキにデコレーションしたり。

 

 

ゲームや動画などについても

夫が嫌な顔をするので

息子にあまりやらせないように

時間制限をしていたが、

 

息子がやりたいなら

いいよ~と大目にみるようにした。

(後にこのゲーム時間制限解除は失敗でした・・・)

 

週末は、

親子で楽しむイベントに積極的に参加した。

 

ちょっと甘やかせすぎた?

という後悔は若干あるものの、

 

優しいお母さん像をめざして、

息子との時間を大切に

過ごすようにした。

 

 

息子は

そんな環境のなかで

自分の本音を言う機会が増えてきた。

 

 

臨床心理士Y先生への育児記録から

紹介する。

 

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〇月〇日

 

息子との話の中で、

 

 「お父さん第1号が死んだから、

  あの忌々しいお父さんが

  やって来たんだ!」

 

と言うので、

 

 「そんな、忌々しいという言葉、

  よく知ってるねえ!」

 

と感心して褒めたら、

得意げにしていた。

 

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また別の日には

 

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〇月〇日

 

帰宅後、

ミュージカルのように歌って踊って

国語の本を音読。

 

 「たのしそうだね。」と言う。

 

すると息子が、

紙に父の悪口を書いて

それを音読しはじめた。

 

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このように、

息子は、それまで私に遠慮して

あまり言わなかった継父の悪口を

どうどうと言うようになった。

 

私はそのたびに

「そうね。

 〇〇(息子)はそう思うのね。」

 

と受け入れた。

 

 

覚悟はしていたが、

息子の口から夫の悪口を

聞くのは複雑な気分だったが

 

以前のように息子の言うことを

否定することだけはしなかった。

 

 

Y先生からのアドバイスの1つである

 

まずは、

息子が我慢せず、

私に言いたいことが言えるようになること。

 

は出来るようになってきた。