Y先生からの宿題は
次回セッションまでの期間の
息子と私の記録をつけることだった。
最初は、
息子の様子を中心に書いた。
(当時の記録を抜粋して紹介する。)
○月○日
朝 遊び食べ。
宿題終わっていない。朝に音読する。
我慢して聞く。遅刻ギリギリだけど
○月○日
朝は夫(継父)と時間がかぶる。
グズグズして、ふてくされている。
放課後は、お友達の家で遊ぶ。
夜ごはんは夫と一緒に食べたくないという。
○月○日
昨日熱が出たからと、習い事に行かない。
用意も学校に置き忘
学童の先生にも昨日熱が出たから休むと言う。
ママが怒ってるから、
今日は何も食べないと言う。
もう、怒ってないよ。
習いごとに迎えに行ってもいないから、
心配したんだよと伝える。
一緒に夕食食べる。いつもの息子に戻る。
このように日々の出来事を
記録していった。
最初の頃は
2週間に1回くらいの頻度で
Y先生のセッションを受けた。
平日に時間を作れたのは
リモートワークができる仕事だったからだ。
ありがたかった。
Y先生は、
息子の状況にあわせて
どのような言葉がけを
していけばいいのかを教えてくれた。
また、
食事マナーなどのしつけについても
具体的なサポート方法を提案いただいた。
そして、
イラっときたときは、
怒らずにその気持ちを素直に
書くようにアドバイスをもらった。
○月○日
「ママはうるさい!」という。
なんとか気持ちをおさえるが
息子のうるさいと言う言動に、
本当ににくたらしく悲しいとい
苛立ちが半端ない!!
(原文ママ)
という具合だ。
私は次第に、
息子と接するときに、
少しだけ余裕が出てくるように
なった。
息子のことでイライラしたときに
一息入れられるというか。
(怒りのコントロールができてきた)
そして、
このタイミングで
学校からあの宿題が出された。
生まれたときの話を
親に聞いてくる
という宿題だ。