私は、
前回までの記事に書いた失敗談を
夫にずっと言えずにいた。
退職金をすってしまい
息子のための貯蓄に手を出しても
夫に助けを求められなかった。
しかし、
もう家のお金に手を付けるしかない
状況まできてしまった。
私は勇気をもって夫に話した。
夫はうすうす、
妻がやばそうなことをしていると
気付いていた。
基本的に夫は、
私の退職金や
再婚前に貯めたお金については
好きに使ってもいいという考えだったので
私の危ない行動を見ていたが
それを止めることはなかった。
でも今回は、
私だけのお金の話ではない。
家計からお金を調達したいという
お願いだ。
夫は、家のお金の話と聞いて
途端に険しい顔になった。
「状況はわかった。
で、俺はどうしたらいいの?
ふじこちゃんの仕事の話だから
自分で何とかするのが筋だよね」
夫は冷静に答えた。
私は、
① すぐにまともな仕事を見つけて働き
家計費から借りたお金は必ず返すこと。
② とはいえ、返済までには少し時間がかかる
ので、その間、家計を切り詰めたいこと。
③ 家計を切り詰めるにあたり、
車(ローン有)を売りたいこと。
を伝えた。
夫は必ず返すことを条件に
渋々、承諾してくれた。
家計の切り詰めについても、
ほとんどが、私の担当範囲なので
勝手にすれば〜
という雰囲気だった。
一つだけ、
車を売ることに関して、
かなり抵抗を示したが
クレジットローンが終わったら
また車を買ってはどうかと提案し
何とかのんでくれた。
いずれにしても
かなり冷めた眼で見られていた・・・
私は、もう夫には
頭が上がらない、
そう思った。
私は早速
家計の切り詰めを行った。
同時に、いくつかの派遣会社に登録し、
パート・アルバイトの求人サイトからも
数社に申し込みを入れた。
早く
日銭を稼がねば!!
まずは赤字からの脱出が急務だった。