NHKスペシャル取材班による「縮小ニッポンの衝撃(講談社現代新書)」がネットで紹介されていた(以下のURL参照)。
ネットでは、夕張市が破たんしてから10年が経った今の状況が記されている。
財政破たんと超高齢化、人口減少。
働ける元気な世代から外に出ていくことで状況はさらに悪化、市職員の苦しさが語られている。
自分自身、林業界で行政とのお仕事をすることが多かったので、行政担当者にとって予算確保は実績・評価ということはよくわかる。
しかし、その財源自体がなくなると一体どうなるかを物語っている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52287
先々週の九州北部豪雨の後、現地の新聞で「山の手入れ不足で大量の丸太が流れ込んできた」という記事があった。それに対して、Facebookでは「もっと補助金があれば林道も整備できて山はよくなる」というコメントや、新聞批判の意見が出ていた。
ここはひとつ何も言わず、林業関係者として、そういう記事が出ること自体が山のことが一般に理解されていないのだと平に認識するべきだと思う。
東京でも今週はゲリラ的な大雨が2日続いたし、なにより局地的な降水で起こる深層崩壊は、ウワモノの植生(とその根系)のずっと下から地すべりするので、ある意味防ぎようがない。
皆伐して地上部の炭素量を減らしておくのが得策なのか?
話がそれたけど、何かあると補助金アップとか行政からの支援という考えは、林業に限らず日本全体で持続不可能だと強く思う。
市町村より県、県より国の方が頼りになるという意見もあるが、なにより1千兆円(16ケタ!)を超す借金のある国は日本を置いてほかにないのは事実である。
試しに「千兆円」とパソコンで入力してみてください。IMEで変換するとビックリしますよ。
ないものはない、
となったときに対応できる手が打てるように
今のうちからどれだけ体力をつけられるか。
これは、このくらいのレベルまでいきたいではなく、
いついつまでにどのレベルまでいけるかという
期限付きの思考で進めていくことになる。