ネットで水泳を学ぶ人がたどり着くサイトの一つ、
出典:IPA「教育用画像素材集サイト」より。
https://www2.edu.ipa.go.jp/
 
【クロールは、推進力の多くの部分を、プル(手のかき)によって得ています。
プルは、エントリー、キャッチ、スカーリングプル、フィニッシュ、リカバリーの順で行われます。
エントリーは、手を入水させるポイントです。このとき、水の抵抗が少なくなるように、指先から入水します。
キャッチは、水を捕まえる捕抵抗のポイントです。エントリーした腕を伸ばして、できるだけ遠くの水を手の平に捕まえます。
スカーリングプルは、推進力を生み出す動作です。キャッチした水を逃さずに体の中心に向かって加速的にかき込みます。
フィニッシュは、体の中心から後方へ、水を押し出す動作です。大腿部の外側にキャッチした水を強くかき出し、最大の推進力を生み出します。
 リカバリーは、フィニッシュの勢いを利用して、再びエントリーつなげる動作です。

◎S字プル
 
S字プルとは、キャッチからフィニッシュにかけて、S字を描くようなプル動作をいいます。
S字プルは大きな推進力を生み出す重要な技術です。
S字プルを行うメリットは大きく2つあります。
1つ目は、S字を描くことで、直線的にプルを行うよりも、長い時間水をかくことができ、より大きな推進力を生み出すことができます。
2つ目は、水を斜め方向にかくときに、手の甲がスカーリング
状態になり、推進力をより高めることができます。

◎ローリング
 
 クロールの重要なポイントに、肩のローリングがあげられます。
 ローリングとは、ストロークにあわせて両肩を左右に大きく回すことをいいます。肩をローリングさせることで、腕をより前方に伸ばすことができ、ストロークをより大きくすることができます。
スカーリングプルでは、体の真下の水をかくことができ、より大きな推進力を得ることができます。さらに、肩が水面上に出ることで、水の抵抗を受けずに腕のリカバリーを行うことができます。
 ローリングの技術はキックや呼吸動作にも大きく関係するため、クロールの重要なポイントになります。】



誰が考えたのか知らんが、
S字を基礎から学んだ者から見れば、後付理論にしか思えない。

今の教え方の特徴で、上手い泳ぎを参考に、
その動きに後から理屈を付ける。
つまり「なぜ」この動きになるのか、
本質的なことはなにもわかっていない。

例えば「ローリング」「S字」「ハイエルボ」「脱力」など、
これらの形を作ることを目的にする場合が多いが、
実はこれ、目的ではなく「結果」こうなる動きなのだ。

そんな事も知らない素人同然の指導者が、
競技者の肩書きをひけらかしながらインチキを広めているのだ。