これは、長く我が家で使ってきた椅子です。

言わずと知れた、松本民芸家具のシリアルナンバーつきの椅子です。
かなり長く我が家の様々を見て来てくれました。

松本民芸と言えば、日本の民芸運動のキーパーソン、創立者で、当時の社長、池田三四郎氏です。
この方に、ひとかたならぬお世話になりました。

若い頃、無鉄砲にも、手紙一本出しただけで、直接、大阪から車で、長野県は松本市迄、飛んで行った無謀をほろ苦く思い出します…。

その頃、家具デザインに没頭していた私が、お教えを乞うた師匠のお一人と、勝手に決めています。
民芸家具の歴史、工場長までご紹介頂いての技術談義…。
その後、私がマスコミに取り上げられる切っ掛けとなった、初めての作品の困難な部品の製作協力。
思い出せば切りがないほど、お世話になりました。
もちろん、ありがとうございます、感謝していますと、何度も何度も頭を下げましたが、池田翁は、ただニコニコと笑っておられるばかりでした。

今考えると、多大なご迷惑だったでしょうに、ホントに冷や汗モノです…。

人生の出会いは、不思議で、ありがたいものです。

ここまで書くと、いつか、家具のもう一人の私の思い込みの師匠「柳宗理」氏のことも、感謝をこめて書き留めさせて頂きたいと思います。

それにしても、私は幸せモノです…。
だのに、人生はなかなか難しく、ミステリアスです。

今の私を、あの時の私には想像出来なかったてすし、その必要も感じられませんでした。
未来は、見えるとでしょうか?
風水は、その糸口を私に示してくれるとでしょうか?
私に出来ることと言えば、ただ前を向き、信じる道を歩んでいくダケジャァなかとデス⁉合掌