皆さん、こんにちは!ニコニコ


今回は「先進医療」について一緒に見ていきましょう。



 保険会社が先進医療を強調するようになり、認知度は上がって


いるのは確かかもしれませんが、ちゃんと説明できる人は少ない


のが現状でしょう。そもそも、先進医療とはどのような医療でしょう


か?

  

 

 先進医療とは、厚生労働大臣が定める最新の高度な技術を使っ


た医療のことです。ポイントは3つありますので、一緒に順を追って


見ていきましょう。



 1、先進医療の治療は健康保険適用外になるので、3割負担では


なくかかった費用は全額自己負担になります。一般の3割負担の


治療に比べれば負担は重くなります。高額と言われる陽子線治療や


重粒子治療は300万円程度かかる場合もあります。



 2、先進医療の種類は変動します。今は先進医療と見なされて


いる治療でも、有効性や安全性が認められれば健康保険の範囲


内の治療に変わっていきます。



 3、先進医療が受けられる医療機関は限られています。重粒子線


治療は全国で3つの医療機関、陽子線治療は全国で7つの医療機関


でしか治療を受けることができません。



 上記のような特徴を見た上で、先進医療への備えとして医療保険や


がん保険に特約として付けることが多い先進医療特約について考えて


みましょう。ちなみに、先進医療保障は特約での加入のみで、単体で


加入することはできません。



 保険で先進医療の保障として多いのは、“先進医療の技術料を実費


負担します”という内容のものです。実費負担と言っても1,000万円が


上限になっているもの・2,000万円が上限になっているものなど商品に


よって違いはありますね。



 こういった保障内容で多くの場合は、保険料は月100円強という商品が


多いです。月1本の缶コーヒー代程度の負担で済みます。これはやはり


先進医療が受けられる医療機関が少ないので保険金請求する人が当然


少ない、逆に言うと保険会社の負担が軽いということの裏返しかと思います。



 結論としては、安い保険料ですので保険でカバーしておいてもいいで


しょうし、先進医療の実施件数が少ないということであえて加入しないと


いうのでもいいでしょう。例えば、今加入されている医療保険に先進医療の


保障が追加できないので医療保険を加入し直すというところまで考える


必要はなさそうです。新規で医療保険やがん保険の加入を検討する


場合は、安い保険料ですのでつけておくと安心できるでしょう。


  



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ファイナンシャルプランナー(FP)長谷剛史