こんにちは。
ファインナンシゃル・プランナーの工藤清美です。
先日、高校時代の友達10人ほとで、久しぶりに集まりました。
時々会っている人、卒業以来の人、色々・・・
久しぶりに集まると、「今なにやってるの~?」という話になります。
私「ファイナンシャル・プランナー(FP)をやってるの」
友達「へぇ~、すごいね。で、どんなことをやってるの???」
私「たとえば、個人相談なら
相談者が相続対策が必要で、不動産を購入したりする場合は、
そのアレンジをしたり、
保険の見直しが必要な方には、具体的なアドバイスをしたり、
どうやって運用したらいいか分からない、という方には、
その人にあった運用方法をアドバイスしたり・・・」
友達「じゃあ、お金持ちの人が多いんだ・・・」
私「・・・」
あ~、こういう説明だと、「FPはお金持ちの人が相談するものなんだ」
と思われてしまうんだ・・・と反省しました。
私は、FPへの相談は、普通の方こそ、受けて欲しいと思っています。
特に30、40代のこれから資産を形成していかなければいけない方に
是非受けて欲しいと思っています。
30、40代の方は、教育費、住宅ローン、老後の資産など
様々な問題に対応していかなければいません。
早いうちから対策をとることにより、ご自分の夢や目標を叶えることができるのです。
貯蓄ができない・・・と悩んでいる方も
例えば月々支払っている保険料を月5000円抑えることにより、
年間6万円を貯蓄に回すことができます。
たいてい、誰かに勧められるがままに加入した保険は、
保障過多のケースが多くみられます。
たかが6万円、されど6万円です。
6万円を30年間、2%で運用できれば、243万円に
3%で運用できれば、285万円になります。
もちろん、200~300万円では将来、まだまだ不安ですが、
生活のレベルを落とさずに
固定費(保険)を見直すだけで、これだけの効果があるのです。
今、年金を受け取っている世代の方が現役のときは、
資産運用なんて真剣に考える必要はなかったかもしれません。
金利が5%、6%という時代では、銀行に預けておくだけで、
12~15年で資産が2倍になったのです。
しかし、今はどうでしょう?
銀行の預金金利はほぼゼロ状態。
将来受け取る年金だって、どうなるか分かりません。
税金や社会保険料の負担はどんどん重くなっていきます。
これからは、自分自身で自分の資産を守り、増やしていくしかないのです。
そして、これをやる人とやらない人との格差は、
今後、益々広がっていくでしょう。
「運用なんてコワイからやりたくない」
という方もいらっしゃるかもしれません。
では、なぜこわいのでしょうか?
それは分からないから、知らないからではありませんか?
この金融商品を買ったら、その後どうなるのか、
どんなときにどのくらい増えて、どんなときにどのくらい減ってしまうのか・・・
何に投資をし、リスクがどこにあるのか、が分からないからだと思います。
でも、それは少しだけ努力をすれば解決する問題です。
基本を抑えてしまえば、それほど難しいものではないのです。
確かに、金融商品は日々新しいものが開発され、分かりにくいかもしれません。
でも、全てを理解する必要はないのです。
これから資産を形成していかなければならない方へ
将来の自分の夢を叶えるために、そして不安なく将来を過ごすために、
今、そしてこれからの、ご自分の財産管理について、
一度、真剣に考えてみてはいかがでしょうか?