世界的なベストセラー


21世紀の資本


これは・・・・


フランスの経済学者トマ・ピケティが


2013年にフランス語で公刊され・・・・


2014年4月には英語訳版が発売されて


日本でも12月に出版されています。



この本は6000円近くする値段と


700ページを超える内容


にも関わらずベストセラーになっています。



どうして、そんな専門書が・・・


ベストセラーになったのでしょうか・・・


表紙には


r > g


という数式が書いてあります。


少し難しいのですが・・・


資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、


資本主義は自動的に


恣意的で持続不可能な格差を生み出す


というものです。


rとは・・・・


資産運用などから得られる資本利益率を言います。


gとは・・・


経済成長率のことをいいます。


どういうことかというと・・・


資本主義が成熟すると・・・・


富を生み出す力は、


労働で得られる所得よりも株や不動産などの


利益のほうが大きくなり


それが格差拡大につながっているのだと・・・


今までは・・・・


格差が起きるのは・・・・


労働賃金の問題でした。


ですから・・・・


資本主義がどんどん拡大すれば・・・


その格差は成長により差が狭まると


考えられていました。


しかし、・・・


世界20か国以上の所得税や相続税などの


膨大なデータを調査して・・・


格差拡大の原因は・・・・


株や不動産、貯蓄などの資産が原因であると・・・


また、


その格差は親から子へと・・・


引き継がれて・・・


格差は、固定化されるとのこと。


その内容がベストセラーの原因でした。


もちろん、これが・・・


事実かどうかは・・・


まだ、議論と検証が必要な部分はあるかもしれません。


でも、かなり興味深い内容ではありませんか?


この本は決して・・・・


不安を煽るものではありません。


ただ、これからの日本の未来にも触れている部分があります。


このままでは・・・


少子高齢化の日本においては・・


低成長率の中で・・・


資産を持つものが子どもへの移転により


これからは、富の集中により


格差拡大が懸念されてくるでしょう。


また、その恩恵にあずかれない


子世代が労働所得だけでは


生活が困難になるのではないかと・・・・