先日お会いした方は、将来の生活が不安だとお話されていました。
また、日本人の多くが将来不安を漠然と思っておりそのために
貯蓄をしておくと言う人が多いようです。
今までは年金というと60歳からの受給というイメージでした。
でも、来年からは61歳受給となり徐々に65歳受給となります。
具体的には昭和44年4月2日生まれから65歳の受給となります。
では、この受給が繰り下がったことによるお金のやりくりはどうすれば
いいのでしょうか。
* 今まで貯めていたお金を散り崩す
* 再雇用などで収入を確保して足りない部分を
貯めたお金で取り崩す
* 年金の受給を繰り上げる
このうちの年金受給を繰り上げる場合には
注意が必要です。
1か月繰り上げると0.5%減る仕組みになっています。
例えば65歳受給の人が60歳から繰上げ支給をしようと思うと
30%も減額になってしまいます。
また、繰上げ受給を行うとこれが一生続くことになります。
さらに、会社員であれば厚生年金と基礎年金の両方ともに
繰上げ受給となります。(特別支給の場合を除く)
将来の生活が苦しくなりそうだと思うなら繰上げ受給も選択に
入ってきますが、よく確認して選択した方がいいかと思います。
国の年金制度は現在のところは終身年金となっています。
つまり、長生きするほど貰えるお金が増えていきます。
日本人の平均寿命が2011年の場合で
男性79.44年、女性は85.90年となっています。
年金制度ができた当初は、人生50年と言われていましたので、終身年金でも
財政を圧迫することはありませんでした。
でも、現在の日本人の寿命は2010年から少し減少したとはいえ、
まだまだ世界的には高くなっていますので、寿命が延びるほど当然、財政は圧迫されて
きます。(年金運用成果にもより)
自分の寿命があらかじめわかっていれば
繰上げ受給が得かそのままの方が得なのかは計算で出すことはできます。
ただ、これはわからないので、できれば
年金受給までには余裕のお金を用意できるようにしたいものです。