最近練習しているバッハによって、
すごーーく、脳が活性化されるような気がします。

バッハの音楽的スタンスは、
福旋律音楽(ポリフォニー、polyphony)に置かれていて、
要するに、右手も左手も(時に両手で)旋律を演奏する曲のスタイルなのですが
わかりやすく言えば、旋律と伴奏というカタチを持つ曲が
ホモフォニーhomophony(和声付単旋律音楽)で、
例えば、右手がメロディー、左手は伴奏だから
弱く弾きましょう、
のかたちとは異なった曲作りです。

小さい生徒さんの中にも
どうもバッハは苦手…というお子さんが多いですが、
中には難なくさらっと弾いてしまう生徒さんもいて
何の違いなのかな~と思ったりします。
性格なのか、脳なのか、単に好き嫌いなのか…


お医者様にバッハ好きの方が多いのは有名ですから、
理系の優秀な脳はバッハが得意なのかしらと思ったりもします。

まあとにかくその、
旋律(のみならずモティーフも)が次々といっぱい出てくる曲
は、いち音たりとも気を抜く事が許されず
頭をしっかりと使わないと弾けないことは確かで、
頭の中で3~4個の異なる旋律を聴いて
横のつながりと縦のハーモニーを構成していなければならない
そんなバッハの曲をひたすら練習していると自分の中で
脳が活性化するような、
普段は全然思慮深くも無く、
物事をじっくり考えることなど苦手なのですが
よーくふかーーく物事を考えた、考えている、という実感があって
バッハのおかげで
なんだかちょっと賢くなったような気分になります(*^_^*)

そうなると面白い事に
そのおかげで今まであまり気を使わないで弾いてきた
ショパンやベートーヴェンなどを弾く時の頭の意識も変わってくるから不思議です。
バッハはさすが「音楽の父」と言われるだけあって偉大ですが、
その影響は色んな曲にも及ぼされているんだな~と当然のことながら
改めて感じています。

心身ともにどんどん老化していく中、
バッハの曲で少しでも頭を使って、
なるべくぼけないようにしていきたいと思っています(*^^)v

高校時代からのバッハ平均律の楽譜♪