1999年の今頃、出勤の道すがら近所の庭に沢山咲いている青い花を見つけた。
程なくしてそれがオダマキと言う花で、戦いの神様の花であると何かに書いてあるのを読んだ。
『勝たせてください』
オダマキが咲いているうちは出勤の急く道で、心の中で祈った。
祈りは通じなかった。
オダマキの花が終わり緑だけになったら目も止めなくなった。
そしてJ2最下位争いをしていた甲府とのホームゲームを迎えた。
地下鉄の中ではサポの男性たちが「今日勝たないと勝てるとこないよな」と話していた。
スタジアムに着いて友達と合流して「今日は勝つよね」とお互いに言った。
帰りの地下鉄で、友達と力なく吊革につかまり「もう一生どこにも勝てないかも」とつぶやいた。
その時からすれば法外な夢を見させて貰っている。
あとは今の選手が自分達の夢を叶える為に走って行って欲しい。
私はどんなときも応援するだけだから。
