「衆院予算委員会は25日昼の理事会で、2011年度予算案を28日に採決することを中井洽委員長の職権で決めた。」

という気になるニュースがありました。


皆さんご存知の通り、現在の国会は、衆議院は半数以上の議席に対して、参議院は過半数を割り込む「ねじれ国会」になっています。

ねじれ国会では、予算って成立するのでしょうか?

通常は、衆議院で可決されれば、参議院で可決されなくても30日経過すれば自動的に成立すると日本国憲法で定めらているんです。

ただ問題なのは、予算は通っても、同時に提出される各予算関連法案は、そうはいきません。

民主党は衆議院で3分の2以上の議席は持っていません。与党が提出した法案に対して野党が反対をすると、成立が難しくなるのです。


予算が成立しないと、どんな事が困るのでしょうか?


・国債が発行出来ない。

 現在日本の国の予算は、4割程度を国債の発行でまかなっています。

 収入が滞るとどうなるのでしょうか?

 

・子ども手当

 2010年からの子ども手当は、1年間の時限措置になっています。

 いったん子ども手当がなくなり、元々の児童手当が復活ということになるのではと思いますが、

 自治体の反発も大きく、混乱になりそうです。


・税政改正が出来ない。

 相続税の基礎控除の減額、贈与税の税率変更、所得税、成年扶養控除の廃止など、大幅な増税案の改正が盛り込まれています。


など、困ることがありそうです。でも!!

 

今回の予算案と私たちの生活に置き換えてみますと・・・


    夫年収         409万円

    借金          443万円

    へそくり         72万円

    収入合計      924万円


    医療費        287万円

    借金返済       215万円

       など

    支出合計      924万円  


私たちの生活で、収入の倍以上の借金をし続けないと成り立たない家計ってあり得ないと思いませんか?おまけにその借金は、毎年借りた分も返せないで、さらに金利が付き、ふくれ上がっています。

政治家が、行きあたりばったり票のための政治でなく、日本の未来を真剣に考えてほしい切に願います。


今のままでは、国は当てになりません。

自分で出来ることをするしかありません。


家計を見直しましょう!

 住宅ローンは、現役のうちに返せるプランにしましょう。

 教育費は効果的に貯めましょう。

 奥様のパート収入は、家計に大きなプラスになります。


 更新型の保険加入をしていませんか?

 保障の重複はありませんか? 

 保険は住宅に次ぐ買い物と言われています。

 

 家計のムダを省いて、老後までのライフプランをしっかりと考えましょう。