米金融安定化法案、市民の抵抗感強く「税金で救いたくない」という意向か、下院で否決されたニュースが世界に流れましたね。
当然といえば当然かもしれません。
だれも自分の税金をそんなところにつかわれたくありませんからね。
放漫経営などが原因ならつぶれるのは当然かも。
ただ、世界の金融へのショックはかなり大きかったですね。
日経新聞にも以下のように書かれてました。
米金融安定化法案が議会で否決された29日、街頭の市民は政治への不信感とともに、政府が金融機関を救済することへの根強い抵抗感をあらわにした。
「へまをしたウォール街の連中を我々の税金で救いたくはない」。
ニュージャージー州在住の保険会社社員、マイケル・クレイマー氏(26)は話す。
政府が民間会社を救うことは「極めてアメリカらしくない」と付け加えた。
コネティカット州の中堅企業役員、エド・シー氏(49)も「中小企業は救わないのに金融機関なら救うというのは納得できない」と政府救済には反対の立場。
法案は否決されたが、同氏は「民主、共和両党は何も決められず、互いに非難ばかりしている。政治には失望した」と不満げだとか。
(日経新聞より)