映画「コンフィデンスマンJP<ロマンス編>」(2019) | fpdの映画スクラップ貼(カフェルーム)

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映画「コンフィデンスマンJP<ロマンス編>」を公開初日(初回)に見た。
昨年4月から放送された人気ドラマの初の映画化。ドラマでは毎回「~編」と一話完結だったが、その延長線にあるような作品で、今回は「ロマンス編」。
 
コンゲーム(騙し合い)がウリの作品。
宣伝文句ではないが、まさかのラストの予想外の展開は呆気にとられた。
 
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香港マフィアの女締役に竹内結子
長澤まさみも慕う存在なのか(映画の中だけ?)。
騙される快感を味わえる映画だった。
 
エンドロールの後にも、さらに追加の「一話」があり席を立てない!
映画もさらに続編の予感が。三浦春馬は、恋愛詐欺師を演じているが、その手練手管が絶妙で、若い女性ならイチコロになりそうだ(笑)。
 
スカッとさせる映画でおすすめ。
 
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華麗に、大胆に、人を騙し続ける百戦錬磨の信用詐欺師“コンフィデンスマン”、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人。それに五十嵐(小手伸也。これらのメンバーの関係は、いつ抜けても、裏切ってもいいという関係。どこまでが真実で、本当か嘘かが見分けが付かないところもある。
 
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今回、彼女たちの次なるサカナ(=ターゲット)となるのは、その冷酷さから“氷姫”の異名を持つ香港マフィアの女帝ラン・リウ(竹内結子)。ランが持つと言われる伝説のパープルダイヤ(数百億円とも言われる)を狙って、3人は香港へ。

 
ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず、苦戦する。そんな中、天才詐欺師ジェシー(三浦春馬)が現れ、同じくランを狙っていることが判明。
 
そして以前、自分を騙したダー子たちに恨みを抱く日本のヤクザ、赤星(江口洋介)の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。騙し騙され、三つ巴の戦いを制するのは誰なのかついに、史上最大のコンゲームが幕を開ける・・・。
 
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香港が舞台というだけあって、スケールがアップしている。
相当、香港の関係者の協力を得ているようだ。実際の香港の街とセットを上手く作り上げているのも見どころだ。
 
タイトルが「ロマンス編」となっているのは、女帝ランがテレビで見た「ローマの休日」を13歳の時に見て憧れていたのと、ダー子をめぐるロマンスが描かれるのだが・・・。
香港だからというわけか「インファナル・アフェア」を彷彿とさせるシーンもある。
カッコイイ!
 
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騙したつもりが騙されていた・・・という、まさかの展開に、最後は、騙された1,000万人の仲間入りをしていたfpdだった(笑)。”出来すぎ”というほどのエンディングだった。
 
※5月18日にはテレビでSPドラマ「コンフィデンスマンJP―運勢編―」が放送される。