映画はできればより大きなスクリーンで見たいもの。今年の小さな目標のひとつは日本で最大面積のスクリーンで映画を見ること。近年はシネコンが中心となっていて、最大12スクリーンくらいに分割されて、大きさも均一化、画一化。駅弁の幕の内弁当のよう。
日本の映画館のスクリーンサイズ・ベスト5ランキングというのがあった。こういうのは興味がある。基準は、横幅が18.5メートル以上をクリアしているスクリーン。
<小学校の8レーン、25メートルプールより大きい>
1位は「グランドシネマサンシャイン池袋」(東京都)だった。常設の映画館として国内最大となる高さ18.9メートル×幅25.8メートルの巨大スクリーンを備えた「IMAXレーザー/GTテクノロジー」シアター(シアター12)。
面積487.62㎡ということで、学校などのプールと比べても、それ以上に大きいという。一般的に8コースある25メートルプールの大きさは25mx16.5m。
確かに大きい
2位は「109シネマズ大阪エキスポシティ」(大阪府)のシアター11のスクリーン。2位と言っても1位とは誤差程度の差。大きさは、横約26m×高さ約18mで、面積約468㎡。グランドシネマサンシャインと同様のIMAX/GTテクノロジーという同じ規格の上映方式が採用されている。
3位は「ユナイテッドシネマ札幌」(北海道)のIMAXシアター。1993年のIMAXシアター開館時は縦20.0m×横27.0mで日本最大のスクリーンサイズだったが、IMAXデジタルシアターへの改修時にサイズ縮小が行われ、現在は一回り小さくなっている。大きさは横24.9m×縦13.9mの面積約346.11㎡。
4位は「成田HUMAXシネマズ」のシネマ9スクリーン。やはりIMAXで、サイズは横約24.5m×高さ約14mの面積約343㎡。25メートル・プールの6レーン分の大きさになる。
5位は「TOHOシネマズ海老名」(神奈川県)のSCREEN1。IMAX規格以外でのランクインで、大きさは横22.6m×高さ9.5mの面積約214.7㎡。
ベスト5には入らなかったが、次点で6番目に大きいスクリーンは「ユナイテッドシネマ豊洲」のスクリーン10。大きさは横22.6m×高さ9.3mで面積約210.18㎡。
<スクリーン・サイズ・ランキング・ベスト5>
【1位】グランドシネマサンシャイン池袋(東京都)
【2位】109シネマズ大阪エキスポシティ(大阪府)
【3位】ユナイテッドシネマ札幌(北海道)
【4位】成田HUMAXシネマズ(千葉県)
【5位】TOHOシネマズ海老名(神奈川県)
【次点】ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都)
1位のグランドシネマサンシャイン池袋(東京都)
参考:
かつてあった「新宿プラザ劇場」は、席数1,044席、スクリーンサイズはCS 7.5m×18.1mの堂々たる規模だった。
「テアトル東京」は、座席数は1,248席あり、舞台がなく床から壁面いっぱいに広がる幅広の帯状スクリーンが何枚も暖簾のようになってひとつのスクリーンになっていて、サイズは縦8.7m×横28.0mもあり130°に湾曲していた。
<世界最大のスクリーンサイズは台湾・台北のIMAX>
世界最大のスクリーンは台北の中心部から少し離れた場所に位置する美麗華影城(Miramar Cinemas)のIMAXデジタルシアター。
世界最大のMiramar CinemasのIMAXデジタルシアター
Samsung IMAXとして知られ、2016年初頭にIMAX 70mmからIMAXレーザーGTへと改装が行われ、スクリーンサイズは高さ21.1m×横幅28.8mとなる。ほとんど四角に近い。十数年前に2回行ったことがあるが、度肝を抜かれた記憶がある。
ちなみに「最小スクリーン・ミニシアター」は、こちらの「fpdミニシアター」(笑)。スクリーンサイズは43V型で、高さ535mmx幅952mm。Netflixなどの配信、DVD、ブルーレイ再生専用。
ドロン・コーナー
未見のDVDが40本くらいあります。
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