映画「上流社会」(1956、原題:High Society):グレース・ケリー最後の映画。 | fpdの映画スクラップ帖(名作に進路を取れ!)2号館

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上流社会」(1956、原題:High Society)は、モナコ王国の国王妃となったグレース・ケリーの最後の出演映画としても記憶に残る。

 

キャサリン・ヘプバーン主演の1940年の映画「フィラデルフィア物語」のリメイクでミュージカル版である。

 

グレース・ケリーの美貌とスタイルがいいのは驚き。パーティが開かれる大邸宅が豪華絢爛。当時は”うさぎ小屋”と揶揄された日本とはけた違いのスケールに圧倒される。

 

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社交界の華トレイシー・ロード(グレース・ケリー)はわがままぶりが災いして、幼馴染で人気ジャズ・ミュージシャンのC・K・デクスター・ヘブン(ビング・クロスビー)と離婚。

 

トレイシーは堅物のジョージとの再婚を間近に控えていたが、彼女の事を忘れることが出来ないデクスターはゴシップ誌「スパイ」の記者マイク(フランク・シナトラ)とリズ(セレステ・ホルム)と連れてきて、彼女の再婚を妨害しようとする。

 

しかし、マイクもトレイシーに恋してしまい、一人の女性と、三人の男性の複雑な恋愛ゲームの幕が開ける・・・。

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出演者が豪華。

グレース・ケリーのほか、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ジャズ界の大御所ルイ・アームストロングも本人役で登場。

 

この映画では、グレース・ケリーは、かなりハイテンションで、大酒を飲んで、前の日の記憶も消えてしまうほど。ビング・クロスビーは貫録。ジャズ界の大物”サッチモ”(アームストロング)はさすが。

 

コミカルで、明るい音楽映画としても第一級の映画だ。

 

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