保証協会付き融資の限界
こんにちは。
融資コンサルタントの小川です。
昨日のブログで、中小企業への融資は保証協会付きでしかしなくなったと書きました。
もちろんプロパーで融資を出すこともあります。
しかし、件数で言えば圧倒的に保証協会付き融資が多いです。
銀行側からしたら貸した融資が焦げ付いても保証協会が補てんしてくれるのでありがたい話です。
また、自己資本比率計算も保証協会付き融資が多いと、比率が上がるように計算式ができています。
しかし、銀行の保証協会頼みもそろそろ限界が来ている気がします。
それは、協会の枠が一杯になったという意味ではありません。
融資の現場で働いている人の審査能力ががた落ちだからです。
なぜかというと保証協会付きの融資は協会が判断すれば融資ができます。
銀行は判断していません。
確かに審査はしますが形だけです。
保証協会がOKと言えばOKなのです。
そのため保証協会付きの融資を取ることが主眼になってしまいました。
無担保融資では、それこそ決算書を読みこみますし、数字に表れないところも見ていきます。
しかし、保証協会付き融資ではこれらの作業は不要です。
このままでは銀行員の融資能力は落ちてしまいます。
融資の利息収入が銀行の売上源です。
審査能力が無いということは融資を出せる能力が低いことにつながります。
このまま行ってしまうと銀行は収益力が落ちさらに融資が難しくなるという悪循環に陥ります。
そうならないためにも保証協会一辺倒の姿勢はそろそろ改めるべきではないかと思います。
今の銀行の風潮に思うところがありましたので書かせていただきました。
最後までお読みいただきありがとごうございました。