昨日は大阪にて初開催された
第1回IIBA日本支部主催"BABOK®説明会"に参加してきました。

参加者は20名程度でしょうか。

BABOKとはWikipediaより引用すると
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ビジネスアナリシス知識体系ガイド (BABOK:A Guide to the Business
Analysis Body of Knowledge) は、カナダのトロントに本拠を置く
NPO法人 International Institute of Business Analysis (IIBA) が
発行しているビジネスアナリシス(BA) のベストプラクティスを
体系化した書籍の略称。「ビーエーボック」あるいは「バボック」と読む。
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であり、ビジネスアナリシスとはIIBAサイトより引用すると
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ビジネスアナリストは、様々なビジネスプロセス、ポリシーそして
情報システムへの変更要求を引き出し、分析し、コミュニケーションをとり、
そして妥当性確認をするためにステークホルダー間をつなぐ役目を果たします。
ビジネスアナリストは、ビジネスの問題点とビジネスの機会を要
求事項の観点から把握し、組織がその目標を達成できるように
ソリューションを提案する専門家 です。ビジネスアナリストとは、
時にまとめ役であり、聞き役であり、調査者であり、
ファシリテー ターであり、コミュニケーターであり、協力者であり、
革新者であり、さらにそれ以上の役割を持っ ています。
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だそうです。
長くなりました。

今回私はITストラテジスト協会からの案内で参加したのですが、
他の皆さんはPMPやPMBOKつながりでの参加のご様子です。

そのため、内容説明がPMBOKと比較したり比喩されて表現されること多く、
私の場合、春にPM試験の勉強していなかったらとてもついていけない内容
でした。

今回内容も興味深かったですが、システムの現状として
・日本国内のソフトウェア開発プロジェクトの成功率は約3割
・そしてソフトウェア機能の64%は使用されていない(ニーズの不一致など)
というのは私の現役時代とあいも変わらずですね。

BABOKに登場する7つの知識エリア
・ビジネスアナリシスの計画とモニタリング
・引き出し
・要求のマネジメントとコミュニケーション
・エンタープライズアナリシス
・要求アナリシス
・ソリューションのアセスメントと妥当性確認
・基礎コンピテンシ
はどちらかというと経営戦略コンサルティングに近く、
これらのタスクとテクニックはエグゼクティブコーチングで
実施しているものもあります。

そのため、この知識の啓蒙にはシステム開発経験ある
コンサルタントにアプローチするのが近道では?と感じます。

が、実際は資格取得に際して
上級資格CBAP®:過去10年間に7,500時間の実務経験
中級資格CCBA®:過去10年間に3,750時間の実務経験
(実務経験とは以下をさす
  ビジネスアナリシス
  システムアナリシス
  要求アナリシスや要求マネジメント
  プロセス改善
  コンサルティング)
が条件だそうで、私には無理そうです(泣)

(1日8時間年94日平均で10年間上流工程業務を担当するなんて・・)

今回のセミナーではビジネスアナリシスの概要が理解でき
エグゼクティブコーチングの際に心がけるべきチェック
(7つの知識エリアを網羅しているか)などに活用できそうです。