リンク格差社会 江下雅之著 マイコミ新書刊
先週iPhone 3Gの記事であとがきだけご紹介した本です。
やっと本文読みました。
以下、前書きより引用です。
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多様なリンクを形成できた者は多様な情報が得られるがゆえに、
人との交流、ビジネスチャンスといった面で多くの利点を享受でき
逆に、リンクの連鎖に取り残された者は、偏った情報に翻弄され
たり、孤立を余儀なくされたりするという、新たな「格差」が生まれ
つつある。
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私自身、元ウェブ系ＳＥの友人より、リンクの大切さを学ぶまで、ＳＥＯ
対策や意識的なリンク、トラックバックは行っていませんでした。
不覚でしたね。
（それも昨年12月に気づいた、というお粗末さ！）
私の学生時代の友人（アラフォー世代）は、ＰＣを職場で学んだ人が
多いです。私もそう。
そしてその殆どが20代半ばで出産退職し、インターネットが盛んに
なるときには育児中。
皆「パソコンは苦手で触りたくない」といっています。
家にご主人のＰＣがあるにもかかわらずです。「仕事に使うもの」と
いうビリーフが強い印象です。知識不足ではなく、意識の違いも
関係あるのではないでしょうか。
しかし、この本には興味深い提起も。
以下引用です。
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その意味するところは、情報の収集が技術的に容易になった現在、
勝負を決するのは、その先にあるもの、ということだ。
（中略）
インターネットの普及以降、雑誌に載っているレベルの情報は、
ウェブで十分に入手できるようになったし、雑誌自体をネットショッピ
ングで簡単に購入できるようになった。となると雑誌に載っていない
情報を集めなければ意味はない。たいていの場合、そういう情報は
人の頭のなかにだけ存在するわけだから、他者とのコミュニケー
ションを通じてしか価値ある情報は入手できないといってもいい
だろう。
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だからこそ、コーチングが注目され、人脈を作ることに人は
夢中になるのでしょうね。
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