看護師たちの転職体験 給料、待遇、休日、やりがいを求めて -5ページ目

看護師たちの転職体験 給料、待遇、休日、やりがいを求めて

看護師さんがいかに悪戦苦闘し、あるいは簡単に転職して、希望の待遇や給料、条件、やりがいのある仕事を得たかの記録です。個々人の色々な体験が皆様のお役に立てるように!

看護学校から公立病院(脳神経外科)への就職。

看護学校卒業後、就職した先は、脳神経外科でした。
そこに約10年勤務しました。
ハードな勤務内容でしたが、その経験は、大変貴重なものになっています。

脳外急性期の一日の流れは、朝の引き継ぎが終わったら、
例えば、ICUの場合、患者約10人のバイタルサインチェック・
意識状態のチェック・四肢の動きのチェック・瞳孔のチェックをします。
このチェックは、医師の指示により、1時間~2時間毎に行われます。
その後、清拭などの保清ケアをします。
他に、4時間毎の経管栄養の注入をしたり、術後の患者の受け入れをしたりします。
椅子に全く座らない日も多くありました。

卒後の就職先をどこにしようか悩むところですが、
一度は、外科を経験した方が良いと思います。

患者さんは、様々な病気を抱えているケースが多く、
色んな科を経験し、知識と技術を増やしていくのです。
現在の職場でもこの頃の経験がとても生かされています。
自分の自信と誇りになっているといった感じでしょうか。

脳神経外科に入院している患者さんは、
日常生活動作が出来ない方が多いため、
看護の基本となる日常生活の援助を、
しっかり学ばせていただきました。

ベッドから車椅子への移乗、体位変換、更衣、入浴介助などなど、
ボディメカニクスを駆使し、楽に援助できる方法を身につけました。
この技術は、どこの科にいっても絶対に役立つと思います。

また、毎年、死因のトップ3に入る脳神経領域の疾患を
持っている患者さんが多くいるのも事実です。

さらに、日常生活の援助は、食事、保清、排泄などに関わるため、
患者さんに感謝の言葉をいただくことが多くありました。
看護職の醍醐味といえます。

医師たちとの関係も大変良好なものでした。
看護師を育てようとしてくださる先生方が多く、
多くのことを教えていただきました。

当時、急性期外来部門で勤務しているとき、
くも膜下出血の患者さんが運ばれてきました。
医師、看護師、レントゲン技師、全てのスタッフが、
一つの目的に向かって、働くのです。
そんな中で、看護師が取るべき行動を指導してくれるのです。
時には、大きな声を出されたりもしましたが、
そんなときは、技師さんが慰めてくれたりもしてくれました。
とにかくチームワークが取れていたことを覚えています。

脳外科に少しでも興味がある方の参考になれれば、嬉しいです。