【殺処分廃止を求める署名活動】について
以前【殺処分廃止を求める署名活動】 というタイトルで記事を書きました。
多くの方がご自分のブログやmixiに転載してくださったり、署名を呼びかけてくださったりとご協力をいただきました。
署名期限は今月末(2009年12月31日)ですが、今日現在過半数にも達していない状況です。
当方の告知不足が原因だと反省しており、期日延長も考えております。
また、何人かの方から『署名の意図がわからない』『殺処分を廃止してどうするのか』というご意見をいただいております。
署名の詳細は署名サイトに書いておりますが、言葉不足だったようです。
改めてご説明させていただきます。
【署名の意図】ですが・・・
現在野良犬や捨て犬・飼い主によるセンターへの持ち込み等を防ぐにはかなりの無理があります。
これからより良い愛護活動を推進していく上で一番肝心で、最初に手を打たないといけないことを考えた場合に
『何をするにも最初に殺処分廃止ありきではないか』と思いました。
『殺処分廃止』を全国で一番最初に試みたのはNEWS ZEROでも放送された『熊本市動物愛護センター』でした。
みなさんご存知のように今日現在で今年殺処分されて犬猫は4頭だけです。
その4頭も瀕死の怪我を負っていたため獣医さんの手で注射により安楽死という処分方法です。
各センターが行なっている『ガスでの窒息死による殺処分』です。
愛護センターに収容されてしまうと最終的には殺処分という事実がついて回ってしまいます。
活動をしていても頭に中には『今助けないと殺処分されてしまう』ということがよぎります。
その為に愛護団体は多くの仔を引き出し、団体自体がその仔達を抱えることになってしまいます。
『熊本市動物愛護センター』のように『センターが里親さんを募集』するようになると愛護団体はそのお手伝いをするというスタンスに変わることができ、多くの仔達を抱える必要がなくなります。
その結果、繁殖場崩壊や個人の飼育放棄で緊急性を要する事案にも今まで以上に迅速に対応できるようになり、今以上に不幸な境遇の仔を救えることになります。
次に【殺処分廃止後】ですが・・・
この件については各行政次第だと思います。
『熊本市動物愛護センター』のようにセンターが直接里親さんを募集する行政もあるでしょう。
行政は直接募集しないで登録制で指定愛護団体を定めてそこで里親さん募集するところもあるでしょう。
殺処分が廃止された後の愛護団体の活動方法も里親さん募集だけではなく、他のことも考えて実践しないといけなくなるでしょう。
里親さん募集以外になるかあるのか・・・
セラピードッグ育成も可能でしょう。
そのためには資格も必要になってきます。
愛護団体も単にレスキューして里親さんを募集するだけではいけない時代になりつつあると思います。
セラピードッグ育成をしようとするとシェルターのような収容施設も必要になります。
当然その施設を稼働させるために人員も必要になりますし、費用もかかります。
それを全てボランティアさんや善意の寄付金・支援金で賄うことは不可能でしょう。
愛護団体は必然的にNPO法人化することも視野に入れて活動しなければならなくなります。
愛護団体自体がグッズ販売等で活動資金を調達することも必要になるでしょう。
殺処分廃止を含めてその後の方向性も口で言うほど簡単ではないことも理解しています。
【机上の空論】と批判される方もいることと思います。
しかし、今の日本の動物に対する意識を変えるためには必要なことだと考えています。
残念なことに日本には欧米のようなアニマルポリスがありません。
全国各地で愛護団体はかなり活動をしています。
その愛護団体が力を合わせればアニマルポリスの役割はできると思います。
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