ゴッドロン再び! ① | FANKY&PANDORABOX代表三道竜也のブログ

ゴッドロン再び! ①

今から約15年前に仲間といっしょに作り上げた

スリムジョイントシンキングペンシル

 

ゴッドロン

 

当時は、やっと世間でバチ抜けがパターンとして認知されだした頃で

「バチ抜け専用」みたいなルアーは殆ど存在せず

ノンラトルで細身のミノーのリップを折ったり

バス用のペンシルベイトをただ巻きで使用したりして

極一部のアングラーが楽しんでいるパターンだった。

 

僕自身も当時はベイエリアをメインに釣りをしていて

この「バチパターン」には本当に苦労していた。

今みたいにインターネットも全然普及していないので

情報は雑誌程度。そもそもバチ抜けがどのタイミングで

起きるかさえ解からなかった・・

 

そしてバチ抜けを見つけボイルを確認しながらも

食わせられないのだ・・

専用のルアーも無いし

当時のラインシステムはナイロン12lbにリーダー30lbとかが

一般的でタックル的にも無理があった。

 

特に衝撃的だったのは墨田川で当時バチ抜け時には

まるで雨が降ってるみたいにボイルをしているのに

ちっとも食わなくて「本当にシーバスかなぁ?」なんて思ってた。

 

そんな時に渋谷のサンスイさんで

バチ抜け専用と書いてあるルアーを見つけ

「ついに専用ルアーが出たんだ!」と沢山買った。

 

そして自信満々で隅田川へ向かい

雨の様なボイルに専用ルアーをキャスト!!

 

でも、やっぱり全然釣れなかった・・

細くて大きさも似てるだけではだめなんだと強く感じた。

 

丁度午前中はブラックバスを釣りに行っていたので

カバンの中のワームに目がいった。

 

「よっぽどワームの方がバチっぽいよな・・」

 

4インチ位のストレートワームの頭にマス針でチョン掛けして

ボイルに向かってキャスト。

 

「バシュッ」

 

いきなりバイト!!

慌ててフッキングするもすっぽ抜けてしまった・・

しかしキャストする度にバイトするので

心臓はバクバク

シーバス釣りでこんなに衝撃を受けたのは初めてだった。

けれどマス針のチョン掛けがダメなのか

中々フッキングしない。

10回バイトして1回フッキング出来る位で

アシストフックを付けたら食わなくなってしまった。

 

結局数本のシーバスをキャッチし帰宅したのだが

とにかくモヤモヤする・・

 

ワームなら食うけど飛ばないしフッキングしない。

プラグは飛ぶしフッキングするけど食わない・・

 

僕の頭の中は「いかにワームを飛ばすか」になっていった・・

 

当時の僕はバスとシーバスを平均的に釣行していて

この日は仲間と野池で釣りをしていた。

当時僕と、その仲間はハンドメイドルアーにハマっていて

毎週新しいのを作っては野池で試していたのである。

 

そして仲間が作ってきた木片を繋げてスプレーで塗った

3連結ジョイントルアーが目に留まりキャストしてみる。

軽すぎて(確か2gだったかな)全然飛ばないけど

シェイクすると本当にワームみたいにクネクネした。

仲間はワームが使えないエリア(釣り堀)のバス用に

作ったみたいだけど僕は「アノ川」で投げてみたいと思った。

 

そして回収しようと早めのリトリーブ速度でリールを巻いた時

奇跡が起きた!

 

「クネクネクネ・・」

 

巻くだけでリップも無いのに蛇みたいにアクションしたのである。

これには二人してビックリ!

結構早く巻かないと動かないけど

こんなルアーは世の中に無くて背中がゾクゾクしたのを

今もハッキリ覚えている。

 

このルアーをスローでもアクションが出て

飛距離も出せる様に作る事が出来たなら・・

 

 

 

ゴッドロンが生まれた日の話

 

一番左が今回の話しに出てきたファーストモデル

右の三つは僕がハンドメイドで作ったプロトモデル(全てウッド)

 

 

その②に続きます。

 

三道 竜也