釣りビジョン後日譚③

ロケ2日目は、4月初旬・・
極寒から今度は暖かく歩いていると暑く感じる位。
今回は身長が180センチのカメラマンさんが来てくれたので
かなり早い段階から水に入れました。
すっかりバチのピークが過ぎた4月の干潟・・
小さめのバチがポロポロ抜け始めると多少ボイルが発生。
マニック等で水面を通すと「バシャ」とバイトがあるが
とにかく乗らない・・
当日は流れが全くと言っていいほどなく
湖みたいな感じ。
バチもシーバスも浮いていて水面で引き波を作るとバイトは多いがミスも多い。
プライベートなら、それも楽しいので続行してそうですが
カメラの前では、そうもいかない。
ヒシヒシと伝わってくる「早く釣ってくれ~」オーラ(笑)
「本気で釣るか」と気合を入れて水面ではなく2センチ程度レンジを入れた
薄皮一枚をゴッドロンシャローチューンで攻略していく。
殆ど流れがないのでキャスト後はリールを巻かずに
渓流のミャク釣りの様にラインを張って待つ・・
シャローチューンなら絶妙に漂ってくれるので
水面直下を「クネリ・・クネリ」と動かすイメージ。
強烈な照明のお陰(?)で自分のラインが見えるので
ラインの変化(弛みが多少張る)をフッキング。

照明を逆に利用して仕留めた一本です。
まるでエリアトラウトの世界♪
様々な釣りを楽しむ事で会得できる
他の釣りからのフィードバック。
これは僕の釣りの根源でもあるのです・・
三道 竜也