釣りビジョン後日譚② | FANKY&PANDORABOX代表三道竜也のブログ

釣りビジョン後日譚②

「TOKYO-BAY BACHI-NUKE SEABASS」

ここで少し実釣時の補足を・・



初日は大雪の二日後で極寒の上

雪解けが入ってしまい水温が著しく下がった状態。

シーバスは居るには居るのですが

ボトムに張りつき鼻先に上手く流れて来たら食う程度の活性・・


通常の水温なら多少レンジがズレてもシーバスが上なり下なり動いてくれるので

食わせる事が出来るのですが当日はボトムから浮かしたら全く反応がなかったのです。

使用したのはゴッドロンのヘビーチューン

こんな日やボトムのランカ―を獲る為に作った僕の切り札。


キャスト後ボトムまで沈めてラインのフケのみを回収する程度

コツはボトムに着きラインが止まったらロッドの角度を変えずに

リールを巻いて少しルアーを浮かしてまた流す・・

バイトはラインが止まった時

この場合、着底かバイトなのでリールを巻いてルアーを浮かせようとした際

違和感が来たらフッキングしていきます。


ゴッドロン・ヘビーチューンでなくても

再現可能な釣りですがゴッドロンシリーズは

ジョイントに秘密があり、ただ動かす為だけではないのです。

可動域が極端に広く曲げてみると「コ」の字以上に曲がります。

つまりバイト時にワーム同様曲がって吸い込まれるので

深いバイトが出せるのです。

バチシーズンのシーバスはあまり口を開けずにパスタの様に「チュルッ」と吸い込む事が多く

弾かれるバイトは大抵、弱い力で吸い込むシーバスの口に

棒状のシンペン等はつっかえて入らない為に起きたりしています。

そんな日はゴッドロンを入れれば、かなりフッキングに持ち込めるはず。





試作のバチスペシャルなワームも応用?で使い

1.8g~3gのジグヘッドを内蔵させボトムを転がる様に流して行くのですが

フックが上を向いてくれるので根掛かりが減り

より大胆にボトムを攻略出来るのです。

バイト時に曲がって口に入るのはゴッドロンと同様

誰でも簡単に干潟の底バチ攻略が出来てしまうのです。


こちらは来年度のデビューになりそう・・


年々スレていく干潟においてフィネスの世界が浸透していくのも

時間の問題だと思っています。

居ないのではなく「居るけど食わせられない」



様々な攻略が必要になってくるのです。


三道 竜也