鉛精製 | FANKY&PANDORABOX代表三道竜也のブログ

鉛精製

お待たせ致しました

今回は私達が普段行っている鉛精製の事を書いてみようと思います。


やはり、ホントは再生鉛じゃないいんじゃないの?
思う方が多いと思います。

今回は水道の配管でおこないました。
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昔の配管なんでかなり汚れ、酸化しています。

こちらを炉に入れて溶解する訳なのですが、水分があると爆発するんです。
この現象を、自分達は「ビグザム」と呼んでいます。

これが手に付こうものなら、火傷は確実です。
決してマネしないようお願いいたします。

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約330℃程度で解けてしまいます。

で!!
この横にある砂利の様な物は何かというと、

鉄などの不純物や、酸化した鉛などの溶けないものなんです。
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再生時にはかなり、この酸化鉛が出るので、お鍋のアクの様にマメにすくっておかないと、
製品に混じり大変なことに!!

そうして出来上がったインゴットがこちら
DSC02439.jpg
全部、金だったらと良く思います。

このインゴットを再度、溶解して製品を作っているのです。

ザックリとですが、いかがだったでしょうか?


それと
もしかしたら、年内に一度、リッチが出荷できるかも知れません。

こまめにチェックいただければと思います。