【2024年に出会った鳥】亜種シベリアハクセキレイ(White Wagtail) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ハクセキレイは11亜種に分類されれています。

下記のとおりです。

日本で確認された亜種のうち未見の亜種を2024年には2亜種撮影出来ました。

前回ご紹介のタイワンハクセキレイと

このシベリアハクセキレイです。

どちらも背中の青みのかかった灰色が素敵なハクセキレイです。

 

3月末に鹿児島県で

6月上旬にはモンゴルでも再会できました。

 

【分布】

下記図の通りの繁殖時の分布。

冬期は暖地や南方に渡り越冬する個体もいる。

日本では、亜種ハクセキレイが繁殖。

かつては北海道や北日本など北部でのみ繁殖が確認されていたが

1980年以降関東、中部まで繁殖域を広げ、現在では東日本では普通種。

 

他に、旅鳥として

亜種タイワンハクセキレイ、亜種ホオジロハクセキレイ、亜種シベリアハクセキレイ、亜種ネパールハクセキレイが記録がある。

 

11亜種に分類される。

亜種ハクセキレイ M. a. lugens

ロシア沿海地方、日本(北海道・本州)、樺太、千島列島、カムチャッカ半島でにて繁殖。

 

◆亜種タイワンハクセキレイ M. a. ocularis

ロシア(中央シベリア高原以東のシベリア地域)、アラスカ西部にて繁殖。

 

◆亜種シベリアハクセキレイ M. a. baicalensis

ロシア(バイカル湖周辺の高地)、モンゴル、内モンゴル自治区にて繁殖。

 

◆亜種ホオジロハクセキレイ M. a. leucopsis

中国、朝鮮半島、台湾にて繁殖。

 

◆亜種ネパールハクセキレイ M. a. alboides

ヒマラヤ山脈圏に繁殖。

 

◆基亜種タイリクハクセキレイ M. a. alba 

イベリア半島~ウラル山脈にかけて、トルコ、中東北東部(地中海沿岸国)、アイスランド、グリーンランドの東部にて繁殖。

冬期はヨーロッパ南部、アフリカ(ケニア・マラウイなど)にて越冬。

 

M. a. yarrellii

イギリス、アイルランドにて繁殖。

冬期はスペイン、アフリカ北部にて越冬。
 

M. a. dukhunensis

シベリア西部~カスピ海周辺国にて繁殖。

冬期は中東、インド、バングラディシュにて越冬。

 

M. a. persica

イラン中央部、西部に分布。

 

M. a. subpersonata

モロッコに留鳥として分布。

 

M. a. personata

イラン北部、アフガニスタン、タジキスタン、キルギスタン、カザフスタンに分布。

 

 

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<ここから鳥の写真>

今回は『亜種シベリアハクセキレイ(White Wagtail)』

鹿児島での出会いです。

 

これよりモンゴルにて

ここで見たら間違いなし!!

見るハクセキレイが全て本亜種w

幸せですね。

 

スズメ目セキレイ科セキレイ属

学名 Motacilla alba

和名 亜種シベリアハクセキレイ

英名 White Wagtail

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。