2023年の秋から12月いっぱいまでに追加で初見をした鳥たちをご紹介。
フクロウ目フクロウ科コノハズク属
学名 Otus semitorques pryeri
和名 亜種リュウキュウオオコノハズク
英名 Japanese Scops Owl
【分布】
ロシア東部の沿海州からサハリン、中国東部、東アジアに分布。
北方の個体は、冬期は南方へ渡る。
日本では、北海道においては夏鳥、それ以外の地域では留鳥。
琉球諸島に亜種のリュウキュウオオコノハズク(Otus semitorques pryeri)が分布。
【生態】
平地から山地や丘陵地の森林、林縁、公園、庭園などに生息する。
夜行性。
食性は動物食。ネズミなどの哺乳類や鳥類、昆虫などを捕食。
繁殖期にオスは「ウォッウォッ」「ポッポッポッ」と連続したやや甲高い声で鳴く。
地鳴きはと猫のような「ミャオ」「ギャオ」という声も発する。
【サイズ・形態】
全長24㎝ 翼開長57㎝。
体色は褐色、灰色、黒色の複雑で細かい斑が入る。後頸部に灰白色の斑がある。
羽角が目立つ。
クチバシは黒灰色。脚は灰褐色。虹彩は橙色。
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<ここから鳥の写真>
『亜種リュウキュウオオコノハズク(Japanese Scops Owl ssp)』
沖縄本島の北部のやんばるの森
夜に林道に入ると明かりが全く無い真の闇を体験できます。
12月でしたので、ハブの出現は可能性が低いのですが
それでも、車から降りるときは、周りをトーチで照らして確認しちゃいます。
車の窓からトーチで照らし、鳥を探すのですが
なかなか見つかりません。
声も頼りになるのですが、森の奥で一瞬ネコのような声
車を止めて、光を消して、しばらく待つと、また声が聞こえる・・・
でも、森の中過ぎて、見つからない・・・
そんなこんなを繰り返して
しばらくすると、道の脇にひょこっと止まっている個体を発見
オレンジ色の虹彩と恋赤茶色の姿が目立ちます。
車の窓から証拠写真を撮影して
ドアをそっと開けて、ドアを締まると音で飛ぶ可能性があるので
そっと三脚を取り出して、ゆっくりな動きでカメラをセットして撮影
そんな結果がこれです。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。



