【日本の野鳥#19-02】亜種リュウキュウオオコノハズク(Japanese Scops Owl) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

2023年の秋から12月いっぱいまでに追加で初見をした鳥たちをご紹介。

 

 

フクロウ目フクロウ科コノハズク属
学名 Otus semitorques pryeri
和名 亜種リュウキュウオオコノハズク
英名 Japanese Scops Owl

【分布】
ロシア東部の沿海州からサハリン、中国東部、東アジアに分布。

北方の個体は、冬期は南方へ渡る。

日本では、北海道においては夏鳥、それ以外の地域では留鳥。

琉球諸島に亜種のリュウキュウオオコノハズク(Otus semitorques pryeri)が分布。

【生態】

平地から山地や丘陵地の森林、林縁、公園、庭園などに生息する。

夜行性。

食性は動物食。ネズミなどの哺乳類や鳥類、昆虫などを捕食。

繁殖期にオスは「ウォッウォッ」「ポッポッポッ」と連続したやや甲高い声で鳴く。

地鳴きはと猫のような「ミャオ」「ギャオ」という声も発する。

【サイズ・形態】

全長24㎝ 翼開長57㎝。
体色は褐色、灰色、黒色の複雑で細かい斑が入る。後頸部に灰白色の斑がある。

羽角が目立つ。

クチバシは黒灰色。脚は灰褐色。虹彩は橙色。


********************************************************
<ここから鳥の写真>
『亜種リュウキュウオオコノハズク(Japanese Scops Owl ssp)』

沖縄本島の北部のやんばるの森

夜に林道に入ると明かりが全く無い真の闇を体験できます。

12月でしたので、ハブの出現は可能性が低いのですが

それでも、車から降りるときは、周りをトーチで照らして確認しちゃいます。

 

車の窓からトーチで照らし、鳥を探すのですが

なかなか見つかりません。

 

声も頼りになるのですが、森の奥で一瞬ネコのような声

車を止めて、光を消して、しばらく待つと、また声が聞こえる・・・

でも、森の中過ぎて、見つからない・・・

 

そんなこんなを繰り返して

しばらくすると、道の脇にひょこっと止まっている個体を発見

オレンジ色の虹彩と恋赤茶色の姿が目立ちます。

 

車の窓から証拠写真を撮影して

ドアをそっと開けて、ドアを締まると音で飛ぶ可能性があるので

そっと三脚を取り出して、ゆっくりな動きでカメラをセットして撮影

 

そんな結果がこれです。

 

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。