久しぶりに日本の鳥のライファーが増えました。
前回までのシリーズに追加掲載です。
タカ目タカ科チュウヒ属
学名 Circus melanoleucos
和名 マダラチュウヒ
英名 Pied Harrier
【分布】
中国東北部、シベリア南東部、朝鮮半島で繁殖。
冬季はインドからインドシナ半島、マレー半島ボルネオ、フィリピン、中国南部などに渡り越冬。
日本ではまれな旅鳥。
1989年に愛知県でメス単独の繁殖行動、1979年に石川県でオスの巣材搬入行動(巣作り)の記録はある。
【生態】
草原や湿地、農耕地、荒地に生息。
食性は動物食。
カエルなど両生類、爬虫類、鳥類、齧歯類など小型の哺乳類、昆虫類などを捕食。
草地や湿地、農耕地などを低く飛びながら獲物を見つけ、急降下して捕らえる。
【サイズ・形態】
全長41‐49㎝ 翼開長103-115㎝。
雌雄異色。
オスは頭部から胸、背中、雨覆の一部、初列風切の外側6枚が黒。
翼上面と尾は淡い青灰色がかった白。
翼上面は上記のような白地にイカリ型の黒い模様が入る。
体下面は白、翼先端は黒。
虹彩は黄色。
脚は橙色。
メスは体の上面が灰がかった淡褐色、体の下面は白味を帯びる淡褐色。
虹彩は黄色。
脚は黄色。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『マダラチュウヒ(Pied Harrier)』
長らく見たいと願っていた本種が、飛来していると一報を聞いたのは2023.5.21の朝。
三番瀬(浦安側)でメリケンキアシシギ・ヨーロッパトウネン探しをしいた時に耳にしました。
ですが、日の出から、10㎞ほど海岸沿いを行ったり来たりしていてヘトヘト。
夕方にアポもあり、仲間が向かっていく状況を、静観するしかなく・・・悔しい思い。
昼過ぎに帰宅すると、なんとアポがキャンセルに・・・あ~~あと1時間早く分かればぁ~
夕方に送られてきた鳥仲間の写真を見て、愕然。
美しい‼
草地を背景に飛ぶ見下ろしの写真・・・が~~ん
わがまま言って、最寄り駅まで広いに来て~
とか、レンタル自転車でなんとかならなかったのか・・・と猛省
翌日、打ち合わせを早く切り上げて、夕方のねぐら入りを狙おうと思っていましたが
アポが追加される始末・・・おまけに抜けた様子との一報。
う~~ん縁がない
そんなこんなで1week後
「再飛来」
しかし台風の影響も・・・
木曜日の夕方にねぐら入りした情報を得て
金曜日は台風の影響で大雨(用事を済ませて、最寄り駅に宿泊)
土曜日も明け方は大雨が続いていて
7時過ぎに小雨になる予報に合わせて、現地着。
すると、30分ほど前に飛び出して、遠くへ消えた・・・と。
同行者と戻ることを信じて待つしかない・・・
ですが、はるか彼方に、白っぽい鳥が土手の前を飛翔している。。。
「いた~~」
まずは、見ただけライファーに昇格w
ですが、カメラに持ち替えたところで、林の裏側に消えてしまいましたが
ちょうどその場所にいた鳥友から連絡をもらい
AMはこの辺りを舞っていたというので、場所移動。
何とか、間に合いました・・・
前日の大雨で草地の下が水は入ったからなのか?
土手で餌とりしてくれました。
餌を押さえこんだ場所ににじり寄るも、マナー違反のバイクで越されて、飛ばれてしまうという悔しい思いをしながらも
何とか撮影出来ました。
とにかく魅力的な猛禽です。
Birderの憧れの鳥。
珍しい上に美しい。
慌てて撮影したな~
興奮して、設定の確認をせずに、撮影していたようですw
ですが、ひとまず満足。
そんな姿をご覧ください。
このネズミを食べた後、喉の下の「そ嚢」が膨らんでいました。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。