【日本の野鳥#24-18-14】イイジマムシクイ(Iijima's Leaf Warbler) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ムシクイ科ムシクイ属

学名 Phylloscopus ijimae

和名 イイジマムシクイ

英名 Iijima’s Leaf Warbler

 

【分布】

日本の伊豆大島から青ヶ島までの伊豆諸島、トカラ列島の中之島で繁殖。

フィリピン(のルソン島)で越冬していると考えられている。

 

【生態】

スダジイ・タブノキなどの常緑広葉樹林に生息。

食性は動物食。昆虫類雲などを捕食。

「チュリチュリチュリ」と囀る。

樹上などに球状の巣を作り営巣。

ホトトギスの托卵相手。

 

【サイズ・形態】

全長11.5㎝ 翼開長_㎝。

体上面は淡オリーブ色。

体下面は白色。

頭央線はない。

クチバシは細く、上クチバシは褐色、下クチバシは黄色。

脚は茶色を帯びた肉色。

 

【その他】

国の天然記念物に1975年に指定。

和名・英名・学名は明治大正の生物学者、飯島魁氏が由来。

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<ここから鳥の写真>

『イイジマムシクイ(Iijima’s Leaf Warbler)』

三宅島で探鳥をする際の目的種の1種。

日本でのみ繁殖するムシクイ。

 

朝、大路池(たいろいけ)の周回路を歩いていると

あちこちから「チュリチュリチュリ」という声が聞こえてきます。

 

その葉陰を覗くと、小さな影がちらちら動くのが見えます。

 

本種の密度の濃い場所では、互いに囀り合って牽制しています。

そんな個体に出会えると、チャンス。

 

少しじっとしてくれるので、撮影チャンスが生まれます。

 

そんなイイジマムシクイをどうぞ。

 

順番的には「コノドジロムシクイ」「メグロ」と続きますが、未見なので

次回は「チョウセンメジロ」になります。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。