ハト目ハト科カワラバト属
学名 Columba janthina
和名 カラスバト
英名 Japanese Wood Pigeon
【分布】
中国、朝鮮半島、日本に生息。
3亜種に分類。
◆亜種カラスバト Columba janthina janthina
冠島以南の本州および九州周 辺の離島,伊豆諸島,奄美諸島,沖縄諸島,韓国の一部 の離島に留鳥として分布。
◆亜種アカガシラカラスバト Columba janthina nitens
小笠原諸島・火山列島に生息。
地域固有亜種。
◆亜種ヨナグニカラスバト Columba janthina stejnegeri
与那国島など先島諸島に生息。
地域固有亜種。
【生態】
海岸や島嶼にある常緑広葉樹林に生息。
食性は植物食傾向の強い雑食で、果実(クロガネモチ、ツバキなど)、花、ミミズなどを食べる。地表でも樹上でも採食。
声は太く低い。共鳴する「ウ~」「ウアァ~」と森に響く。不気味さを感じる。
【サイズ・形態】
全長40㎝ 翼開長
頭部は小型。尾羽はやや長い。全身は光沢のある黒。
蝋膜は小さい。嘴の先端は淡黄色。脚は赤。
◆亜種カラスバト(基亜種)
頭部は黒い羽毛で被われる。嘴の色彩は淡青色や暗青色。
◆亜種アカガシラカラスバト
頭部は赤紫色の羽毛で被われる。嘴の色彩は黒。
◆亜種ヨナグニカラスバト
亜種カラスバトと見分けが難しい。生息地で判断。
【その他】
1969年に亜種アカガシラカラスバトが、1970年に種として国の天然記念物に指定。
1993年に種の保存法施行に伴い亜種アカガシラカラスバトと亜種ヨナクニカラスバトが国内希少野生動植物種に指定。
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<ここから鳥の写真>
『亜種アカガシラカラスバト』
日本固有亜種
やっと会えましたw
2021年7月に初めて小笠原に出向いた際には、出会うことが叶わず。
2023年8月の父島にて撮影です。
おがさわら丸が港について
昼ごはんよりも先に、「ハト」探し。
キジバトもドバトもいないので
必死に港そばの公園で探します。
枝や木の下を中心に探していると・・・
なんと、まるで地面で抱卵しているように
じっと座っているアカガシラカラスバトを発見w
いや~~ よかった~ やっと出会えたw
昼ご飯を食べて再度戻ると
枝の上に
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。







