スズメ目ツバメ科コシアカツバメ属
学名 Cecropis daurica
和名 コシアカツバメ
英名 Red-rumped Swalloow
【分布】
ヨーロッパ南部(ポルトガル、スペイン)、アフリカ熱帯域、中央アジア、インド、スリランカ、東南アジア、東アジア、モンゴル北部、ロシア南部、アムール川域、日本、台湾に分布。
日本では九州以北に夏鳥として飛来。
11亜種に分類
◆Cecropis daurica daurica:【基亜種】
シベリア南部~アムール川流域、モンゴル北部、中国中央部、ザバイカリエ地方に分布。
◆Cecropis daurica erythropygia
インド北部、インド西部に分布。
◆Cecropis daurica kumboensis
シエラレオネ、カメルーン分布。
◆Cecropis daurica emini
スーダン、コンゴ~ウガンダ、ケニア、マラウィ、ザンビア北部に分布。
◆Cecropis daurica japonica
日本、朝鮮半島、中国北部から中央部に分布。
オーストラリアで越冬。
◆Cecropis daurica nipalensis
ヒマラヤ中央部~中国南西部、インド北部、ミャンマー北部に分布。
◆Cecropis daurica rufula
イベリア半島、アフリカ北部、イラン、アフガニスタン、インド北西部に分布。
◆Cecropis daurica melanocrissus
エチオピアの高地に分布。
◆Cecropis daurica domicella
セネガル・ガンビア、スーダン南西部、スーダン南部、エチオピア西部に分布。
◆Cecropis daurica striolata
台湾、フィリピン、スマトラ島、スンダ諸島に分布。
◆Cecropis daurica stanfordi
インドシナ半島東部~北部に分布。
【生態】
市街地、農耕地、河川、海岸付近に生息。
食性は動物食。飛翔昆虫を捕食。
集団営巣をする傾向が強い。
崖、橋げた、建屋の軒下などに土と枯れ葉で固めた口の小さい徳利やつぼ型の巣を作る。
繁殖後も渡りの季節までは、巣をねぐらとして利用する。
【サイズ・形態】
全長17₋20㎝ 翼開長33㎝。
上面は光沢のある黒。
腰は赤褐色。
下面は白に黒褐色の縦斑紋が入る。
下腹部は赤褐色。
下尾筒は黒。
尾羽が非常に長い。
クチバシは黒。
脚は褐色で小さい。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『コシアカツバメ(Red-rumped Swallow)』
以前、日本海側のホテルの軒下に集団営巣していた場所がありました。
撮影を目的に向かうと、全然、飛んでいません・・・
それは、巣を全て掻き落とされたことが原因でした。
軒下に残った巣のあったわずかに残った巣の素材の痕跡・・・
営巣が進んでからのこうした行為は、いくら施設に糞などの被害があろうとも
しばらくの間、そこを回避するなどできなかったものでしょうか?
ちなみに、駐車場側の軒下は車にフン害が起きていたかもしれませんが
広い広大な駐車場・・・その位置だけ駐車スペースで使わないという判断はできなかったのでしょうか?
非常に残忍な行為に思えてなりません。
業者にやらせたのか?社員がやったのか?わかりませんが、そこにはよく年以降もやってくることはなくなりました。
ちなみに、フン害などを被った場合でも、卵や雛がいる巣を撤去する行為は
鳥獣保護法違反になるのではないかと思います。
本種の思い出として、もう一つ
鳥取に遠征に行った時のこと、目的は小さなフクロウ類。
その森まで向かっている時、レンタカーを運転していたら携帯電話がなりました。
カーブを曲がったところで、助手席に転がっていた携帯電話を拾い上げたら・・・
そこに警官が2名‼
その先にある側道に、案内されて。。。警察署に入る道でした・・・( ̄▽ ̄;)
青い切符を・・・
その際に知ったのは、携帯電話は運転中に「所持」でダメなんだと・・・
使用していなければいいというわけではないんですよね~
しかも、警察署の軒下には、本種が集団営巣(^^)
森の帰りに、立ち寄りましたが、苦い思い出です・・・
もう、13年ほど前のことですがね
コシアカツバメをご覧ください。
その警察署のコシアカツバメたち
鳥取県(2011年初夏)
巣の建築中
完成形
長崎県対馬にて(2020年秋)
次は「ニシイワツバメ」の順番ですが、見たことがないのでスキップします。
次回は「イワツバメ」になります。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。
スズメ目ツバメ科コシアカツバメ属
学名 Cecropis daurica
和名 コシアカツバメ
英名 Red-rumped Swalloow
【分布】
ヨーロッパ南部(ポルトガル、スペイン)、アフリカ熱帯域、中央アジア、インド、スリランカ、東南アジア、東アジア、モンゴル北部、ロシア南部、アムール川域、日本、台湾に分布。
日本では九州以北に夏鳥として飛来。
11亜種に分類
◆Cecropis daurica daurica:【基亜種】
シベリア南部~アムール川流域、モンゴル北部、中国中央部、ザバイカリエ地方に分布。
◆Cecropis daurica erythropygia
インド北部、インド西部に分布。
◆Cecropis daurica kumboensis
シエラレオネ、カメルーン分布。
◆Cecropis daurica emini
スーダン、コンゴ~ウガンダ、ケニア、マラウィ、ザンビア北部に分布。
◆Cecropis daurica japonica
日本、朝鮮半島、中国北部から中央部に分布。
オーストラリアで越冬。
◆Cecropis daurica nipalensis
ヒマラヤ中央部~中国南西部、インド北部、ミャンマー北部に分布。
◆Cecropis daurica rufula
イベリア半島、アフリカ北部、イラン、アフガニスタン、インド北西部に分布。
◆Cecropis daurica melanocrissus
エチオピアの高地に分布。
◆Cecropis daurica domicella
セネガル・ガンビア、スーダン南西部、スーダン南部、エチオピア西部に分布。
◆Cecropis daurica striolata
台湾、フィリピン、スマトラ島、スンダ諸島に分布。
◆Cecropis daurica stanfordi
インドシナ半島東部~北部に分布。
【生態】
市街地、農耕地、河川、海岸付近に生息。
食性は動物食。飛翔昆虫を捕食。
集団営巣をする傾向が強い。
崖、橋げた、建屋の軒下などに土と枯れ葉で固めた口の小さい徳利やつぼ型の巣を作る。
繁殖後も渡りの季節までは、巣をねぐらとして利用する。
【サイズ・形態】
全長17₋20㎝ 翼開長33㎝。
上面は光沢のある黒。
腰は赤褐色。
下面は白に黒褐色の縦斑紋が入る。
下腹部は赤褐色。
下尾筒は黒。
尾羽が非常に長い。
クチバシは黒。
脚は褐色で小さい。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『コシアカツバメ(Red-rumped Swallow)』
以前、日本海側のホテルの軒下に集団営巣していた場所がありました。
撮影を目的に向かうと、全然、飛んでいません・・・
それは、巣を全て掻き落とされたことが原因でした。
軒下に残った巣のあったわずかに残った巣の素材の痕跡・・・
営巣が進んでからのこうした行為は、いくら施設に糞などの被害があろうとも
しばらくの間、そこを回避するなどできなかったものでしょうか?
ちなみに、駐車場側の軒下は車にフン害が起きていたかもしれませんが
広い広大な駐車場・・・その位置だけ駐車スペースで使わないという判断はできなかったのでしょうか?
非常に残忍な行為に思えてなりません。
業者にやらせたのか?社員がやったのか?わかりませんが、そこにはよく年以降もやってくることはなくなりました。
ちなみに、フン害などを被った場合でも、卵や雛がいる巣を撤去する行為は
鳥獣保護法違反になるのではないかと思います。
本種の思い出として、もう一つ
鳥取に遠征に行った時のこと、目的は小さなフクロウ類。
その森まで向かっている時、レンタカーを運転していたら携帯電話がなりました。
カーブを曲がったところで、助手席に転がっていた携帯電話を拾い上げたら・・・
そこに警官が2名‼
その先にある側道に、案内されて。。。警察署に入る道でした・・・( ̄▽ ̄;)
青い切符を・・・
その際に知ったのは、携帯電話は運転中に「所持」でダメなんだと・・・
使用していなければいいというわけではないんですよね~
しかも、警察署の軒下には、本種が集団営巣(^^)
森の帰りに、立ち寄りましたが、苦い思い出です・・・
もう、13年ほど前のことですがね
コシアカツバメをご覧ください。
その警察署のコシアカツバメたち
鳥取県(2011年初夏)
巣の建築中
完成形
長崎県対馬にて(2020年秋)
次は「ニシイワツバメ」の順番ですが、見たことがないのでスキップします。
次回は「イワツバメ」になります。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。