【日本の野鳥#22-12】ノグチゲラ(Okinawa Woodpecker) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

キツツキ目キツツキ科ノグチゲラ属
学名 Sapheopipo noguchii
和名 ノグチゲラ
英名 Okinawa Woodpecker

【分布】
沖縄の北部に局地的に分布。

日本・沖縄固有種。

1属1種のキツツキ。

【生態】
沖縄北部のやんばる地方のスダジイ・タブノキ・イタジイなどからなる照葉樹林に生息。

食性は動物食傾向の雑食。昆虫類、クモ、ムカデなど多足類、果実、種子を捕食。

倒木や枯れ木、枯れ枝を掘削して採食する。地中を掘ってセミの幼虫などを採食することも多い。

枯れ木や生木に樹洞を掘って営巣。同じ巣の再利用は行わない。

【サイズ・形態】
全長30-32㎝ 翼開長?㎝ 翼長15⁻16㎝。
全身ほぼ暗褐色で、背や腹から下尾筒にかけて赤味を帯びる。

風切羽は褐色を帯びた黒で、外弁には白色の横帯が3条ある。

オスの頭頂は赤。メスは黒褐色。

顔や喉は淡褐色。

虹彩は褐色~赤褐色。

クチバシは淡い黄色~黄色味を帯びた灰色。

脚は灰褐色。

【その他】

1972年に国の天然記念物、1977年に特別天然記念物に指定。

沖縄県の「県の鳥」に指定。


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<ここから鳥の写真>
『ノグチゲラ(Okinawa Woodpecker)』
本種は沖縄の固有種のキツツキです。
沖縄北部のやんばる地方と呼ばれる森に生息しています。

Birderから「やんばる3種」と呼ばれる鳥の1種になります。

ヤンバルクイナ、ホントウアカヒゲ、本種。

 

この鳥の思い出は、長男が中学卒業記念の旅に選んだのが、観光中心+「ヤンバルクイナを見てみたい」ということで出向いた際のやんばる3種を夜探鳥と朝一だけの限られた時間でコンプリートをして、全部見せてあげた時の出会いです。

その時は、道路ののり面の斜面の藪の中で何やら動く気配。

たまに「キョッ、キョッ」と声がするので「いるな」と・・・どうも、土を掘り返しながらセミの幼虫やアリを採食していたようでした。

姿が全身見えるようになったら、すぐに飛ばれてしまい、撮影までに至らずでしたが

探し回って、最後の最後に何とかつじつま合わせが出来たんですよね~

 

そんな本種の写真をご覧ください。

 

初めて見たノグチゲラはこの1ショットだけでした~

 

営巣木を見つけたのですが、隠れる場所もなく

超短時間少しだけ撮らせてもらって離れました。

 

別の巣も見つけたこともありますが、朝早すぎて

移動日で、時間がなくてまともに撮影出来ず(TーT)

 

※次はヒメチョウゲンボウですが、まだ見たことがないのでパスします。