【日本の野鳥#17-62】コシジロウズラシギ(White-rumped Sandpiper) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目シギ科オバシギ属

学名 Calidris fuscicollis

和名 コシジロウズラシギ

英名 White-rumped Sandpiper

 

大きさと形が特徴的な羽の長いシギ。他の小型のシギよりも大きく、体は横長に、羽の先は長めに感じられる。白い上尾筒は飛翔中に見える。。干潟、湿地の浅い池、冠水した草地などに現れ

 

【分布】

繁殖期はアラスカ、カナダ北部に生息。

チリ・アルゼンチンの最南端部で越冬。

渡りの距離が30,000㎞になるとも言われている。

 

【生態】

繁殖期はツンドラの比較的植物の多い湿地帯に生息。

非繁殖期は、河口、沼地、ラグーンに生息。

 

 

【サイズ・形態】

全長17‐20㎝ 翼開長43㎝。

夏羽は頰と頭頂部が茶色く、胸の側面には細かい筋模様が入る。眉線は白。

冬羽は全体的に単調な灰色、眉線の色は薄くなる。

胸の側面の筋は残っている個体が多い。

幼鳥は全体的に色が明るく眉線の色は特に薄く不明瞭気味。

夏羽・冬羽・幼鳥ともに、下の嘴の基部は茶色がかるが、わかりにくい。

上尾筒(腰)は白。翼を上げたり、飛翔時に確認できる。

クチバシは黒く、下にゆるくカーブ。

脚は黒。

 

【その他】

Zizzは風切羽が長い印象。ゆえに横長に見える。

 

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<ここから鳥の写真>

『コシジロウズラシギ(White-rumped Sandpiper)』

ある夏の日、一報が。

千葉の河口に珍シギ登場。

勇んで向かいました。

 

河口には人の列

座って向こうが寄ってくるのを待つ作戦。

ですが、識別できない方が大勢。

シャッター押していると後ろの方から

「どれを撮ればいいんですか?」と。

 

予習してくればいいのに~

 

さらに、もっとすごいのは「あれあれ」と教えている人が

違うのを教えている・・・という悲劇

 

珍シギの時にはこうしたやり取りを目に耳にすることが多いです。

 

2011年に新潟で出た時は、行くという日に抜けた情報で会えずじまい・・・

その前の多摩川も、情報入手が遅くて・・・

ようやく出会えました。

腰が白い‼

これも腰が白いのが分かりますね。

 

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文末になりますが、もう一方のブログにて、世界平和を祈念して

鳥たちが歌う「We Are The World」を記事にしてみました。

 

よろしければ、ご覧になってください。

「We Are The World」

リンクです。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。