【日本の野鳥#17-09】イカルチドリ(Long-billed Plover) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目チドリ科チドリ属

学名 Charadrius placidus

和名 イカルチドリ

英名 Long-billed Plover

 

【分布】

中華人民共和国北部、ウスリー、朝鮮半島などで繁殖。

日本には、亜種イカルチドリが本州九州四国で繁殖(留鳥)。

2亜種に分類。

◆亜種イカルチドリ Charadrius placidus japonicus  
Charadrius placidus placidus

 

【生態】

河川の中流域から上流域、湖沼などの周囲に生息。

食性は動物食で、昆虫類、節足動物、ミミズなどを捕食。

主に河川の中流域にある河原や中州といった礫地に窪みを掘り小石や枯草を敷いた巣に、日本では3-7月に1回に3-4個の卵を産む。

卵や雛を待見るために偽傷行動をする。

 

【サイズ・形態】

全長19-21cm 翼開長45cm。

尾羽は長く、静止時には翼よりも尾羽の先端が出る。

頭頂部と背面は灰褐色。

腹面は白。

アイリングは黄色。

クチバシから眼を通り側頭部へ続く過眼線は黒。

額に斑紋が入る、過眼線と交わる。

喉から後頸にかけては白、細い首輪状の黒い斑紋が入る。

嘴は細長く、英名(long-billed=嘴が長い)の由来。

脚は比較的長めで、色は黄色。

 

冬羽は頭部や頸部に入る斑紋が暗褐色で、夏羽と比べやや淡くなる。

 

【その他】

和名のイカルは古語で「大きい、厳めしい」の意。

 

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<ここから鳥の写真>

『イカルチドリ(Long-billed Plover)』

地元信州では千曲川で観察することができます。

ですが、河川が広いので、中州までが遠くて、なかなかいい感じでの撮影に至っていないのが本音

 

新機材でトリミング耐性も高まっているので

ジックリ狙ってみないといけませんね~

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。